冬茜(ふゆあかね)

『冬茜』は冬の夕焼けの事。
他の季節の夕焼けに比べ、淡い色合いであっという間に消える。
昨日、何気なく表に出たとき淡い紫色の夕焼けを見つけ、見とれてしまった。
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春から秋と違うのは山の木々がシルエットになって影絵のように美しいこと。
日没までのつかの間の時間、寒かったが暗くなるまで眺めてしまった。

ひと日果つかくもやさしき冬茜 鈴木夫佐子
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今日は一日強風が吹き荒れた。
午後、先日抜歯した母のために歯医者さんが来てくれた。
こうして自分のベッドに居ながら、レントゲンも撮ってもらえるし、抜歯もしてくださる。
大怖がりの母は歯医者が大の苦手だったが、今の歯医者さんたちが余りに優しくて声掛けしながら治療してくださるので驚いている。
確かに私の子どものころ行っていた歯医者さんも怖い雰囲気だったな~。

先日まで真っ赤な葉をつけていたナナカマドも赤い実だけになって、ちょっと寒そうに見えた。
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庭の椿の木の下にも季節感あふれるものが落ちていた。
先日までついていた椿の実がはじけてこんな様子になっていたのだ。
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昨日から師走になった。
安くて喜んでいた灯油は値上がりして、いつもの配達のおじさんは、申し訳なさそうにお金を受け取った。
明日、明後日はお天気になるらしい。
たぶん今年最後の晴れだと思う、お昼ごろ大切な人と会う約束をしている。
二年前の落語会で知り合った彼女と、明日は一緒に落語を聞きに行く。
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# by hanamomo08 | 2016-12-02 20:37 | 美味しいもの | Trackback | Comments(7)

食べることは生きること

ラジオ深夜便で料理研究家の鈴木登紀子さんのお話を聞いた。
ご高齢であるとは思っていたが、この11月で満92歳になられたそうだ。

彼女は青森の八戸の出身だ。
テレビで彼女のお料理番組を見ていると若い女性アナウンサーに『お箸の持ち方が違うわよ』とさりげなく教えたりする。
ものを食べるときの作法や、食材を大切にする心は登紀子ばーばのお母さんのお千代さんから教え込まれたそうだ。
40分ちょっとのインタビューの中で印象深かったところを書きたいと思う。

鈴木さんの料理研究家としてのスタートは遅く、46歳の時。
子どもを通じて知り合いになったお母さん達にご馳走しているうちにその味が評判になったそうだ。
それからお隣にリュウマチのおばあさまがいて、鈴木家の子供達がいつもうるさくするのでご迷惑だとお思い、ある年末に薔薇の花一本とおせち料理をお届けしたところ、それもご近所の大評判を呼び、テレビに出るきっかけにもなったそうだ。
お料理にお花を添える・・・・・今だったらそんな方もたくさんいらっしゃるだろうが、昭和40年代におしゃれな心をお持ちだな~と思った。

鈴木家はサラリーマンの夫と子ども三人の家庭、給料日前には節約もしたそうだ。
ラッパを鳴らして売りに来るお豆腐やさんからよせ豆腐を買い、それに干ししいたけのだしで作ったあんをかけた料理『掬い豆腐の吉野あん』をよく作ったそうだ。
子供達が3人で毎日『今日のご馳走なあに?』と聞いていたそうで、メインになるものがない日などは返答に困って『いろいろよ~』と答えたそうだ。
すると子ども達は『また、あれだね』と言っていたそうだ。(笑)
そんな若い頃の節約したエピソード話してくれた。
どこもみんな一緒だね、親近感を覚えた。

タイトルの『食べることは生きること』について
優しい気持ちで暮らせたらいいので、相手の健康を気遣いながら料理をする。
今日はこんなものがいいかなと相手を思いやりながら作るといい。
お料理は楽しんで作ること、食べるということは元気のもとだから!
毎日自分の好きなものばかり作っている私はちょっと反省。

うれしい事があった。
一緒に聴いていた母のつぶやきを記しておきたい。
『私なんてばーばに比べたらまだまだです。元気に暮らさなければ!』
92歳の鈴木さんの話に母は勇気付けられたかのようだった。
よかったな!

☆どなたかにお料理を届ける時、お花を一本添えるのはいいな~と思った。
海の幸山の幸をよく送ってくれる私の友人もいつも季節の花を同封してくれる。
ばーばの話を聞いていたら、その友人の顔が浮かんだ。

今日の薔薇の様子
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ゆっくりとした木曜日、来客なし、お昼にホットケーキを焼く。
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蜂蜜二種類 小さい瓶はアメリカのラズベリーの蜂蜜。
大きな瓶は日本みつばちから取った百花蜜 コム・ハニー(みつばちの巣が入っている)
みつばちの巣には『プロポリス』がはいっていてとても栄養価が高いと言われている。
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葉を落としてすっきりした木々のむこうに夕焼けが見えた。
でも、夜になり雨が降ってきた。
明日は雪だるまマークの予報、今日から12月になった。

熱々の讃岐饂飩でぬぐだまろう。(ぬぐだまるは秋田弁であたたまるの意味)
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お弁当
 ささみフライ、にんじんのナムル、海老シュウマイ、ハムと葱の卵焼き、漬物
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# by hanamomo08 | 2016-12-01 19:12 | | Trackback | Comments(8)

エゴノキ 冬

母と暮らすようになって、毎日のように散歩に出られなくなった私にとって、リビングから見えるエゴノキは自然を感じさせてくれる大切な木になった。
春の芽吹きから始まって、初夏の新緑と白い星のような花が咲く。
花は風でいっせいに散り、やがて雫型のうすみどりの実がつく。
秋になって実は茶色に熟し、小鳥達は冬のえさ集めをしにやってくる。

先日、雨上がりの朝、枝や実の先に雨の雫がキラキラと輝いていた。
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やまがらや山鳩、ヒヨドリ、時には警戒心の強い雀もやって来て実を啄ばんだ。
エゴの実はほとんどなくなったが、実がついていたヘタだけが残り、そこに雨の雫がついて光っていたのだ。
小さならんぷがいっぱいついているように見えた。
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早朝まだ明けきらぬ東の空を眺めてみる。
何と美しいブルーだろうか。
その明け方の空をバックに枝だけになったエゴノキのシルエットもまたきれいだと思った。
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今日の薔薇 満開
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おべんとう
 ご飯はジャーの中。
 ささみの炒め物、かぼちゃ、大根と揚げかまぼこの煮物、赤蕪漬け
 柿
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# by hanamomo08 | 2016-11-30 22:44 | 草花 | Trackback | Comments(10)

冬の薔薇

今月9日に初雪が降り、青空の日も数日あったが、やっぱり冬はやってきた。
北国で困るのが冬場の鉢植えを置く場所。
薔薇の展覧会へ行った時、薔薇は軒下でも越冬できると聞いていたので、日曜日夫がやってくれた。
新芽が出て小さな蕾がついていた鉢もあったが、来春のために少し切ったそうだ。
地植えの薔薇には蕾が二つついていた。
何度も雪やあられに打たれ、風が吹き葉っぱはぼろぼろになっていた。
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これ以上寒い外ではかわいそうなので、日曜日切って飾ることにした。
咲くかどうか心配したが、昨日あたりから硬い蕾から花びらがほぐれてきた。
暖房から一番遠い窓際で今朝きれいに咲いていた。

恋歌やピアフの好きな冬の薔薇 三池泉
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この薔薇は何回咲いただろうか。
夫が挿し木して増やしたものにも蕾がついて数輪咲いた。

生きるとは祈ることかな冬薔薇 井上芙美子
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晩ご飯 牡蠣フライ(ブロッコリー、水菜のサラダ)
    なめこと大根の味噌汁
    大根と蛸の煮物、赤蕪漬け、クリームチーズ
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冬の薔薇には、か弱そうに見えてとてもたくましいところがある。
一番外側の花びらは凍ったり融けたりして硬くなっていた。
でも暖かい部屋に生けたらこんなにふんわりとほぐれて咲いた。
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冬薔薇傾けて置くワインの壜 伊藤いと子 
 この句のワインは赤ではなく白だったような気がする。
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# by hanamomo08 | 2016-11-29 20:32 | 草花 | Trackback | Comments(12)

新小豆のお菓子

和菓子屋さんから来年のカレンダーの引換券が送られてきた。
カード会員に直接カレンダーを送っても良いわけだが、引換券にしているのは来店して、お菓子を買っていって欲しいからだろう。

新小豆の時期だけ作る和菓子がある。
『きんつば』は11月限定の和菓子だ。
関西では米粉を水で溶いたものを小豆につけて焼いた事から『銀つば』(白っぽい仕上がり)と呼ばれていたそうだが、
関東にも伝わり、薄い小麦粉の水溶きをつけて焼くようになり、『金つば』と呼ばれるようになったとか。
この和菓子屋さんのきんつばは白っぽいので米粉の方なのかもしれない。
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皮の中はぎっしりとあんこがはいっているが、甘さ控えめなのでかえって小豆の味がわかる。
母と霜月のお菓子を美味しくいただいた。
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大根葉のふりかけ風
この前知人の所へ寄ったら、先客がいたのだが話が弾みずっと一緒におしゃべりした。
その方から大根葉の美味しい食べ方を聞いた。
新鮮で柔らかそうな大根葉が手に入ったら、茎を細かく刻み、お醤油を回しかけておく。
翌朝、炊き立てのご飯にそれをのせて食べるととても美味しいと教えてくださった。
早速今朝食べてみた。
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なかなか美味しかった。
ちりめんじゃこと炒めて作るふりかけとは食感も違い、これもまた良いなあ~と思った。

お味噌汁はなめこと里芋、スクランブルエッグと長いもの千切り、ヨーグルト。
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もうすぐ師走、手ぬぐいを替えた。
我が家の庭に生えてきた赤い実はどうも小鳥の贈り物の『紅紫檀』らしい。
この前まで小さな葉っぱも真っ赤に紅葉していたが、今はもう実だけになった。
コーヒーが入っていた瓶に刺して、手ぬぐいの前に置いた。
地面を這っていく木なので枝ぶりが特殊だが、今の季節の赤い実はとても華やぐ。
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# by hanamomo08 | 2016-11-28 20:47 | 美味しいもの | Trackback | Comments(6)


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