夕日を受けて

今日も暑くなった。
甲子園も今日でベスト4がそろった。
秋田の高校は負けてしまったが、今年は東北勢が健闘していている。
午後から仙台育英の試合を応援する。
エースの長谷川君は秋田の出身なので力が入る。
相手チームにかなりの得点を入れられたが、最後の最後まで頑張って得点を入れた。
負けたのは悔しいが、彼らの心には今日という日がしっかりと刻まれたことだろう。

慌てて洗濯物を入れにベランダに出たら、お隣の百日紅が咲いていた。
夕日をうけてきらきらと輝いていた。

百日紅ひと日一日の美をこぼし 中野英歩
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フリルのような花がひとかたまりになって咲いては散っていく。
かなりの老木で、今年は花が遅いな~と心配していた。
たくさんの人に愛されている花だからたくさんの人がこの花を歌や俳句にする。
とてもきれいな俳句を見つけた。
咲き満ちるという言葉も美しいが、千のかんざしという言葉もいいなあ~とおもった。

咲き満ちて千の簪百日紅 杉本綾
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釣りにいく夫に付き合い早く起きた。
いつものようにでっかいおにぎり一つ、魚肉ソーセージ、バナナ、塩茹で卵とお茶をもって出かけた。
夕方4時過ぎまで連絡がなかったので、心配していたら大漁で帰ってきた。
一番大きな鯛は45センチだった。
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# by hanamomo08 | 2017-08-20 20:54 | 草花 | Comments(0)

夏薊(なつあざみ)

揚水の歌に出てくる『風あざみ』を間違えて『夏あざみ』だと思っていた。
実際に夏あざみというあざみはないと思うが、夏に咲くあざみだから『夏あざみ』と言ってのだろう。
あの歌には夏模様という言葉と風あざみが繰り返し出てくるのに、なぜ夏あざみと覚えていたのか可笑しくなった。
こういう勘違いは幼い頃からたくさんあって、誰かに言うと笑われそうで、本当のことを覚えた時点で、自分だけでこっそり笑って見送っていた。

お盆の準備ではまなすの実を採りに行った時、その奥で美しいあざみの花を見つけた。
仏さんの花とは別に一輪挿しにいけたらきれいだろうな~と欲しくなった。
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素手で折ろうと触った途端、棘の痛さに閉口してしまった。
間近に見ないとこれほどの棘で自分を守っているとは思えなかった。

夏薊まだ本心は明かされず 西澤ひで子


とんがった葉のかどに鋭利な棘を抱えて、花の美しさに見ほれて近づくものをけん制している。
『美しい姿は、どうぞこの場所で見ていってください。』と言われているようだった。
漢字で書く『薊』という字は、魚の骨のような棘が、刀のように刺す草という意味だそうだ。

もうすでに綿毛になっている花もあり、それが白髪の山姥のようにも見えた。
細い道の両側にたくさんのあざみの花が咲いていて、行き着くところに山姥の住むいえがある。
あざみの綿毛はそんな連想までさせた。

山姥の通ひし道や夏薊 堀江恵子

車から皮の手袋をとってきて、やっとの思いで一本手折った。
薔薇の棘だってあまり通さないその手袋をはめても、ちかちかと鋭利な棘は私の指を突き刺した。
それでも花がきれいだから家にもって帰りたい。
『だからここで見て、私の美しさを心に焼き付けて帰ればいいのに・・・』と言われているような気がした。
スーパー袋にやっとの思いで入れ、家に帰ってまたやっとの思いであざみを出し、痛い、痛いといいながら一輪挿しに生けた。
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たおやかに風に揺れて咲いていた夏あざみ、一輪挿しにおさまってそれなりにきれいだったが、翌日には萎んでしまった。
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秋田のすいか やっぱり美味しい!
量ったら6.6キロ 値段は600円也。
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# by hanamomo08 | 2017-08-19 16:13 | 草花 | Comments(7)

元祖 メロン

小さい頃から甘いものは苦手だったが、くだものは大好きだった。
といっても、私が子どものころと言えば、林檎だって甘いのは『インド林檎』と呼ばれていた青いいびつな形のもの、みかんは祖母の遠縁にあたる人が毎年熱海から贈ってくれたすっぱいもの、そして夏はなんと言っても『まくわうり』だった。
2歳ごろから母の実家に泊まりに行っていた私の楽しみはそのまくわうり!
まだ口が回らなくて「まくわうり」と言えず『まうり』と言っていたそうだ。

昭和40年代になるとまくわうりよりもっと美味しい『プリンスメロン』が出てきた。
熟してくるとなんともいえないいい香りがしてよく食べたものだ。
遠足の時にも母がお弁当の片隅に入れてくれた。

ゆうべ母に武田百合子さんの富士日記を読んであげていたら、食後のデザートに『プリンスメロン』がよく登場していた。
彼女の富士日記はその日あった事だけでなく、買い物したものの値段も書いてあってとても興味深い。
今から50年も前の卵1ケースが100円と書いてあったところがあって、今もそれはあまり変わらないことがわかったりする。
富士日記のことを書き出すと止まらなくなるので、話を『まくわうり』に戻そう。

一年に一度だけ懐かしいまくわうりがお店に並ぶのがお盆。
蓮の葉の上にいろいろなものをのせて仏様にお供えする。
そのお供えの一つがまくわうり。
夏に採れるものだからお供えの一品になったのだろう。

そのまくわうりを草市でみつけた。
スーパーなどで売っているものは青く熟していないが、草市のまくわうりは熟していい香りがした。
一つ80円、全部で三つしか出ていなかったので一つだけ買った。
ご先祖様には申し訳なかったが、切らずにそのままお供えした。
(もうちょっと熟したら食べてみたいと思ったからだ)
お盆が過ぎて追熟したまくわうりは更にいい香りになった。
そろそろ食べごろだな!
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一時間ほど冷やして切ってみた。
懐かしい色と香り♪
プリンスメロンが出てきた時、これはまくわうりから作ったものだと父が話していた。
後で知ったがプリンスメロンだけでなく甘いアムスメロンもこのまくわうりから作り出されたそうだ。

厚めに皮をむいて輪切りにした。
香りはとってもいい!美味しそうだ!
程よく冷えたまくわ瓜を食べるのは何十年ぶりだろう。
甘すぎるメロンに慣れきっているから、覚悟して食べた。
甘さを期待せずに、覚悟して食べたせいかほんのり甘く感じた。
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『まうりたべたい、まうりたべたい!』と言っていた幼児の私はこれを食べていたのか・・・・。
今出回っているメロンに比べたら甘さは四分の一くらい、もっと少ないかもしれない。

食べながら、もうむこうへいってしまった祖母や祖父のことを思い出した。
夏休みは祖父母の家に泊まっていた。
工作も宿題も祖父母の家でほとんど仕上げた。
教員を定年で辞めたばかりだった祖父は私の夏休みの工作をいろいろ考え、私が来るのを待ちわびていた。
こんなのはどうだ?あんなのはどうだ?と提案し、それから私が選んで一緒に作った。

でもその頃からおやつには甘い西瓜やプリンスメロンが登場した。
農家でなかった祖父母の家にはまくわうりの姿はなかった。
すでにまくわうりの人気は過ぎ、もっと甘く美味しい果物が出てきていたのだろう。

昼ご飯のあと母と遠い思い出話をしながらまくわうりを食べた。
でも、まくわうりを口にした母は『なんと表現したらいいのか・・・・』とにやり。
甘くなかったのだ!
私のまくわうりへの思い入れが強すぎたせいで『美味しくない』とは言えなかったのか。

折りしも先日従姉妹の一人が手土産に持ってきてくれた『秋田美人』というメロンがあったので、母にはそれを切った。
『美味しいね~』
完熟の秋田美人メロンはかなりの糖度だと思う。

でも!私は今日一日はなつかしのまくわうりの余韻に浸ろうと思っている。
だから秋田美人メロンは食べなかった。
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# by hanamomo08 | 2017-08-18 17:30 | 美味しいもの | Comments(20)

日暮れ

お盆休みが終わり今日から夫は出社した。
どんよりと曇った木曜日、洗濯物を干しにベランダに出てもじりじりとした灼熱のような暑さはない。
数日前から涼しい風が吹き始め、ちょっとだけ秋の気配を感じた。
エゴノキを拠点に暑苦しい鳴き声で大合唱していたあぶら蝉たちも、一頃の勢いがなくなった。
夜にお風呂につかっていると窓の外から虫の声が聞こえた。

夏至から一ヶ月がたとうとしている。
早めに帰宅した夫が『日が短くなったね』と言う。
暗く寒い冬至から春になるまでは、気の遠くなるような速度でしか進まないような気がするのに、夏至が過ぎて秋までの時間はあっという間に過ぎていく。
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昨日、母が出かけた後に買い物があり郊外のお店へ行った。
秋のTシャツを一枚買い、バーゲンワゴンの中から処分価格で出ていたTシャツも一枚買った。
もう今年の夏は出番がないだろうが、来夏グレーのジャケットの下に合わせようと思い、かごに入れた。500円からお釣りがくるなんて驚きだった。
ノート?本?の柄のTシャツを買ったのは初めてだが、夏はこんな楽しい柄もいい。
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午前に来てくれた看護師さんは『来週から学校が始まるんです』ととても嬉しそうだった。
フルタイムで働きながら三人の子どもの夏休み中のお昼ご飯を準備するのは大変だったようだ。
自分のお昼は毎日ほとんどコンビニ調達だそうだ。
『毎日コンビニのお弁当で体大丈夫?』と言いそうになるのをぐっと飲み込む。
長い人生の中のほんのひと時なのだから大丈夫だろう。

さて、私はまだ逃れられないから食事の準備に取り掛かる。
夏野菜麻婆豆腐・・・・・・茄子とささげを切って煮る。
冷凍していたミニトマト アイコを取り出し、それも一緒に煮込んだ。
トマトが入った夏麻婆はさっぱりしてとても美味しかった。
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今玄関にはドライフラワーになったアナベルと紫陽花が飾ってある。
アナベルは白からまた黄緑になって、それを水を入れない花瓶にさしてある。
ご近所の大株の紫陽花もこんな風にシックな色合いになった。
少しずつ夏が遠のいていくようで、嬉しいような、寂しいような。
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# by hanamomo08 | 2017-08-17 23:08 | 自然 | Comments(10)

送り盆

早いものでご先祖様を送る日になった。

私流にもてなした今年のお盆も終わりになった。
生きているほうにも都合があるから、形式にとらわれず、心がこもっていればそれでいいと思う。

盆棚に飾ったお花やはまなすの数珠、お供え物などは決められた場所に出しておくと持って行ってくれる。
生ごみと一緒にゴミ袋に入れるのはなんとなく忍びないから、ありがたいこと。

お盆に食べようと思って買っていた美味しい海老、自分たちだけで食べるのがどうしても気になって、最後のお膳にのせた。
お酒も供えた!
義母はお酒は飲めなかったが、義父と私の父は飲めた口だから、海老ふらいと辛口の赤ワインは、案外喜んでいると思うなけど・・・・。
他には胡麻豆腐・焼きなすとささげのおひたし・漬物・じゅんさいのお吸い物。
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私たちも同じものをいただく。
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盆棚も片付け、またいつもどおりの居間に戻った。
いろんな方からお供えしてもらったたくさんのお菓子をこれから少しずつ頂く楽しみができた。
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夫と玄関先で送り火を焚いた。
おがらは準備していなかったので、蓮の香りのお線香とお寺から頂いた御香を焚いた。
気持ちのいい夜風の中でお線香を回すときれいな螺旋を描いた。
秋のお彼岸までしばしのお別れです。
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伸びてきたぞ♪
このごろブログのお友達のところできれいに咲いた朝顔を見せてもらっている。
見ごとな花を見せてもらうと少々気が急くのだが、やっと窓の半分くらいまで朝顔の蔓が伸びてきた。
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本葉が増えてきたら、横にも広がるように芽欠きをするとよいとネットで調べたが、プランターにたくさん植えたのでそのままにすることにした。

肝心の花芽はあるか、よく見てみると、あった、あった小さな蕾がたくさんついていた。
後何日したら咲くだろうか?
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# by hanamomo08 | 2017-08-16 21:26 | 季節の行事 | Comments(8)


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