雪遊び

先日出かけた横手市にある秋田県立近代美術館は敷地の形状なのかかなり高い場所に建っている。
じっくりと食に関する絵や写真を鑑賞し、外の景色に目を向けると、子ども達が橇遊びに興じていた。
厚いガラス窓越しなので歓声までは聞こえなかったが、その元気さと楽しさが伝わり、私の子どものころの冬を思い出した。
そして、そのちょっと前にビルの一室から見下ろしたこの風景を思い出した。
この記事には『ブリューゲル』『ターシャ』そして『グランマ・モーゼス』という三人の画家の名前をコメントにいただいた。

モーゼスおばあさんは1860年アメリカのワシントン郡に生まれ、美しい森に囲まれた場所で12歳まで過ごしている。
この本はグランマ・モーゼスが幼い頃遊んだ楽しい思い出を描いた絵本だ。
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雪祭りを見た時も、この日の橇遊びを見たときも『あ!モーゼスおばあさんの絵のようだ!』と思った。
ガラス越しの画像だが、楽しそうな子どもたちの様子が伝わるでしょう。
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冬のところをめくると・・・・・
12月クリスマスが近づいたころ、大きなヘムロック(ベイツガ)の木には雪がかかり、後ろの木には雪の花が咲いている。
モーゼスのお父さんは赤いそりを馬を繋いで歩かせ、雪かきをしているらしいのです。
モーゼスは『それはすばらしいドライブでした。』と書いている。
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さらにページをめくると・・・・・・
橇遊びがでてくる。
この絵に添えられた文を紹介する。
『冬!太陽が照って雪の表面をとかし、それがもう一度コチコチに凍ると、馬はあぶなくて通れなくなります。
あまり寒くて兄さんたちが学校へいけなくなると、私たちは固い雪の上で遊びました。
果樹園の向こうの野原を上って、橇遊びをするのです。
レスター兄さんは、鉄製のランナーのついたそりを持っていました。
ホレース兄さんのは古い洗濯用の台をひっくり返したものでしたが、安全でした。
弟のアーサーのはちり取り、私のは古いスコップでした。なんておもしろいのでしょう!
氷点下の寒さの中で、わたしたちは何時間も遊んだものでした。』
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私も小さい頃、土手のようなところで、自然の傾斜を利用しスキーやそりで遊んだ経験がある。
橇のない子は家から持ってきたビニールの風呂敷(これが実におしりになじんでよく滑れた)
長靴の中の足は感覚がなくなるほど冷たかったのに暗くなるまで遊んでいた。
だから、どんよりとした空の下でお兄さん達と遊んでいた140年以上も前のモーゼスおばあさんの楽しさがこの私にも手に取るようにわかるのだ。

今日も朝から雪が降っている。
矛盾しているようだが、屋根のツララからは雫・・・・。
そう凍ってはいないということ。少しずつだが春に近づいていることを感じる。
今朝の画像
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子どものころおこづかいで買っていたものにカレーあられがある。
甘いものは苦手で、私が買うのはいつもこんなものだった。
くじつきの甘納豆も飴も、チューブ入りのチョコレートも苦手だった。
カレーあられが好きだったから今でもこんな袋を見かけると買ってしまう。
これはちょっと塩辛かったけど。
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by hanamomo08 | 2016-02-16 16:24 | 自然 | Comments(10)
Commented by sidediscussion at 2016-02-16 17:25
ここにきたら美しいもの、楽しいものが溢れてる。珍しいものも。
嬉しくなってしまいます。
雪国ものぞく事ができる。
丁寧な生活ぶりも見える。
刺激を貰っています。

Commented by aomeumi at 2016-02-16 19:38
青目
あぁ、モーゼス大好きです。私も画集をいくつか持っています。長く見入ってしまう絵ですね。見るたびに、あ…と、新しい発見があります。こんな絵なら描けるかしら・・・などと思って若い頃に描いてみたことがあります・・・とんでもないことでした。ちゃんと生活していないと、とても描ける絵ではありませんでした。久しぶりに引っ張りだしてみたいと思います。思い出させていただき、ありがとうございます。
Commented by oshibanayoshimi at 2016-02-16 21:21
momoさんの"雪遊び"のブログを拝見した時、どなたかの絵と、思いました。そうでした! グランマ・モーゼスのカレンダーで見たことがありました。
楽しい絵です。

momoさんはビニールの風呂敷で滑ったのですね・・・私が子供の頃は、野原の雪滑りや、草滑りの時、竹の皮で滑ったと思います。思い出しました。
Commented by o-hikidashi at 2016-02-17 08:32
学生時代よく絵本を買っていて、グランマ・モーゼスもあったこと思い出しました。
懐かしい…けどあの本どうしたんだろう。
東京を去る時親しい友人にお気に入りだった「ちいさいおうち」をプレゼントしました。

↓のりんごのお話し。
ここ数日訪問していなかったので一気読み~。
印度りんご、大好きでこの間の旅でも話題に。
陸奥と味が似てると思ったら…で種類の多さに驚きながらわくわく拝見しました。アリガトウ
Commented by miyabiflower at 2016-02-17 16:55
グランマモーゼス展、ずいぶん前に行ったことがあって
絵葉書を買って帰りました。
雪の中の暮らしが描かれている絵本、ほしくなりました^^
窓からの光景、ほんとうに似ていますね。
きっと構図だけではなくて
それを見るmomoさんの気持ちや雪の中にいる人々の気持ちが
モーゼスのあたたかい視点と通じるものがあったのでしょうね^^
少しずつ春が近づいている・・・
なんとなく心浮き立つこの季節が好きです。
カレーあられ・・・初めて見ました。
もしもどこかで見かけたら 絶対食べてみます^^
Commented by hanamomo08 at 2016-02-18 15:29
> sidediscussionさん
こんにちは。
高い場所から窓越しにみた子どもたちの遊ぶ様子は本当に楽しそうでした。
私が子どものころはどこでもこんな風景が見られたのに、珍しく感じたのは時代が流れたということですね。

今日はとても忙しい天気です。あられが降ったり、雨になったり・・・・。
明日は『雨水』、気温は少しずつ上がっています。
Commented by hanamomo08 at 2016-02-18 15:33
> aomeumiさん
モーゼスおばあさんの画集お持ちでしたか。
見入っているうちに顔がほころぶ絵ですね。
>ちゃんと生活していないと、とても描ける絵ではありませんでした。
彼女の絵はまさしくそんな絵ですね。
自然をよく見ていますよね、人のこともよく見ていますよね。
それが75歳を過ぎてから描き始めたというではないですか。
また取り出してみたら新たな感動があるかもしれませんね。
ものすごい記憶力と才能です。
Commented by hanamomo08 at 2016-02-18 15:39
> oshibanayoshimiさん
こんにちは。
yoshimiさんもモーゼスを思い出してくださったのですね。
彼女の絵には子どものころの遊びの楽しさがよく表現されていますよね。
カレンダー今もあるかな、欲しい気がします。
大きな文具店にはありそうですね。

今はお尻すべり専用のものが売られておりますが、私のころはそんなものはなく、ビニールの風呂敷でした。
さすがお国柄が出ておりますね。
竹の皮!丈夫だし、すべりもよさそうです。
熊本は竹が多いのでしょうか?
学生の頃一人旅で熊本の知人宅へ行ったら、出前を取ってくれて、ついてきたお箸がすべて竹製で、感激したのを覚えています。
今はこちらの大店でも竹のお箸(たぶん中国製)がありますが、あの時は感激しましたね。
Commented by hanamomo08 at 2016-02-18 15:50
> o-hikidashiさん
こんにちは。
うららさんも絵本を買ったのが学生時代でしたか?私もですよ!(私の第一次絵本ブーム)
その後第2次は子どもが生まれてからです。

グランマ・モーゼス・・・本当に楽しい絵ですよね。
絵に添えられた彼女の思いでも気取らず、とてもいい文章ですね。

バージニア・リー・バートンの絵本、我が家にもあります。
プレゼントにも何冊も求めました。
ご友人今でも大切にしているでしょうね。

印度林檎・・・やっぱりある年齢以上の人には懐かしい林檎のようですね。
明治元年と言えば150年前、その頃の人はもっとびっくりしたでしょうね。
陸奥・・・・・最近食べていませんでした。
来シーズンはいろいろ食べてみます。
こちらこそアリガトウ。
Commented by hanamomo08 at 2016-02-18 16:01
> miyabiflowerさん
こんにちは。
グランマモーゼス展、行かれたことがあるのですね、うらやましいです。
私も絵葉書を小さい額に入れて玄関に飾っていたことがあります。
モーゼスおばあさんが子ども時代を過ごしたところは秋田のように寒いところだったようです。ずっと上から、遠くから見たので、人も物も豆粒のようにちいさくて、まるで絵本のようだと思ったのです。
見ながら私もとおいとおい子ども時代を思いだしておりました。
春はすばらしいけど、それを待っているときの気持ってもっと楽しいかもしれませんね。

カレーあられ・・・・麦酒のおつまみに出来そうなくらい塩辛い味でした。
レトロなパッケージに弱いんです。(笑)


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