新たな自立

先日、朝のニュースで聞きなれない言葉が耳に入ってきた。
『没イチ』という言葉だった。
その日の『クローズアップ現代+』でもそれが取り上げられた。
連れ合いを亡くして一人になったことを自ら『没イチ』と言う動きがある。
『没イチ』という言葉は
>自らを没イチと呼ぶことで暗いイメージを払拭し、新たな人生を前向きに生きていこうという意味でつけられた呼び名だそうだ。
個人的にはこの呼び方はあまり好みではないが・・・・・。

番組では立教大学で死生学を教えている 小谷みどりさんの呼びかけで 伴侶を亡くした人々が集う『没イチの会』の様子なども放送していた。

私の親しい人の中でも40代、50代はじめに伴侶をなくした人が三人もいる。
そのうちの一人は私の友人のご主人。友人が亡くなったことで一人になってしまった。
彼はいまだ、妻の死を受け入れらない様子で、少しでも早く立ち直ってくれればいいと願っている。
そんなこともあって、この日のテーマはいろいろと心に響くものがあった。
この番組の事はここにに詳しく載っている。

医師である 垣添忠生さんのことばが印象に残った。
垣添さんは妻を癌で亡くしている。
医師だからということもあったのだろうが、妻の死から一人で立ち直ろうと思っていたそうだ。
自らの経験から、連れ合いの死から立ち直るには
>ふだんから人とのつながり、特に社会とのつながりをしっかり作っておくということが大事
と言っていた。

垣添えさんの話をここにHPから抜粋し載せてみる。
『VTRにありましたけれども、再婚する気持ちはないんですね。妻の思い出が深く心に根ざしてますから。ただ、もし再婚されるとしたら、やっぱり相手に何かを求めるというような功利的な考え方は捨てるべきだと思いますね。つまり、料理をしてもらうだとか、あるいは自分の最期をみとってもらうとか、そういうことは考えられないほうが、いいんじゃないかなと思います。私自身は、長くがんと関わってきましたから、がんの患者さんや家族、あるいはサバイバーを支援するような、そういう社会貢献をずっと続けていきたい、生きてるかぎり、そうやっていきたいと思います。長く生きる過程をご自分の楽しみだけではなくて、やっぱり社会とのつながりでの観点からも捉えていただきたいというふうに思います。』

昨年、妻(私の親しい友人)の死をいまだに受け入れられない友人のご主人に『早く立ち直ってください』という手紙を書いてしまったのだが、立ち直りには個人差もあり、そう簡単に吹っ切れるものではない事を知り、果たして私の手紙の内容はよかったのだろうか?と思っている。
あと二人の友人はともに夫を亡くしてしまったのだが、それぞれ趣味を持ち元気に暮らしている。
男女の違いもあることを感じた。

番組後半に紹介された岩手の女性が直面した問題(亡くなった夫の親族との問題)も興味深かった。

垣添先生がおっしゃるように社会とのつながりを作っておく事が大事だとすれば・・・・私には何が出来るだろうか。
40代の頃から細々とだが続けているボランティアの仲間たちとも話し合ってみたいと思った。
いろいろ考えさせられた番組だった。
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いまだ咲き継ぐ椿
ほとんどの花は散ってしまったが庭のつばきがポツリポツリと咲いている。
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晩ご飯
 鯵のフライ、身欠き鰊と蕗の煮物、キャベツ
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男鹿産の鯵
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お弁当
 焼肉と野菜、かぼちゃ、佃煮、かまぼこ
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by hanamomo08 | 2017-06-15 22:02 | | Comments(8)
Commented by saheizi-inokori at 2017-06-15 22:10
亡妻にしてやれなかったことをいましてやろうと思っています。
そうすればするほど、亡妻には申し訳なかったと思う日々です。
Commented by oshibanayoshimi at 2017-06-15 22:46
こんばんは。
この番組、興味深かったのですが・・・ネロが2番組を録画中で、見ることはできませんでした。

確かに、社会とのつながりは、大切ですね。そう思います。
その点、女性は、大丈夫な気がします。男性が、なかなか妻の死を受け入れられないようです。知り合いも、長い間、落ち込んで、15~6年経って、再婚したものの、上手くいかず、失敗しました。
先日も婦人会で、同じような話をしました。
Commented by unburro at 2017-06-16 00:16
あら!
先日に続いて、シンクロ献立‼︎
私もアジフライ作りました♪
三枚に下ろしたり、腹骨を削いだり、面倒ですが美味しいですよね〜
ビールとの相性は、最高!

「没イチ」の番組、私も見ました。
変な言葉だなぁと、気に入りませんが、気持ちは分かりますね。
配偶者の没後、親族との縁を切る話は、ちょっとイイネ、と思いました。
私のことではなく、父が早く亡くなって、母が苦労していたので…
でも、母が父方の親族と、義理を欠かさず付き合いしていたお陰で、
父の世代の伯父伯母達が亡くなった今でも、私と従兄弟たちの仲が良い、
という部分もあるので、難しいところですね。

ともあれ、女が強いことは間違いないような気がします。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-06-17 11:30
この記事を読ませてもらったあと、つい最近夫が亡くなった友人と、
奥様をなくした近所の男性(70代)に会いました。
友人は娘さんと二人の生活が楽しいようで生き生きとして、
以前よりも明るくなっていました。男性の方は心なしか後ろ姿の
背中に寂しさが漂っているようでした。奥様の死はが突然だったので
よけいに寂しいのだと思いました。
女性の気持ち、この切り替えの早さっていったい何?と思いますが、
果たして自分がそのような状況になった時はどうするのだろうか?
そう思いました。


Commented by hanamomo08 at 2017-06-18 16:50
> saheiziさん
こんにちは。
やってやりたい気持ちがあってもその時はできなかったことってありますよね。
でも親切とかまごころって直接その人にやってやれなくてもどなたかに届ける事ができればいいのではないでしょうか。
私はそう思っています。
いいことって巡り巡っていいところに届けられるものでしょう。
Commented by hanamomo08 at 2017-06-18 16:53
> oshibanayoshimiさん
こんにちは。
ネロ様、二つの番組を録画中ですか?
まあ欲張りさん!

社会とのつながりは大切ですね。
それには若い頃から少しでも何かをやってみる事が大事ですね。
男性のそんな話をよく耳にします。
お知り合いの方、そうでしたか。
ずっと悩んだ末がそうだとしたら本人はとても苦しいでしょうね。
そうですか、婦人会でも話題になりましたか?
Commented by hanamomo08 at 2017-06-18 17:02
> unburroさん
こんにちは。
シンクロ献立は鯵フライでしたか?
大きな鯵でもさばいているうちに小さくなりますね。
三枚おろし骨抜き済みの鯵が売っていたらね。
でも相当な値段になるからやっぱり自分でやる!
揚げたてに冷たいビールは美味しいですね。

番組ご覧になりましたか。
そうなんです、気軽に使える言葉としてはいいのかもしれませんが、響きとしては嫌だな~私。
死後離婚・・・・・場合によってはそんな形
もとれるのだと思いました。
お母様、そうでしたか、辛かったでしょうね。
でも unburroさんたち子供さんたちは血のつながりがあるから、お母様は頑張ってきたのでしょうね。
親族の確執がある中でもいとこたち次世代には影響ないように頑張ってくれたんですね。
親戚皆が仲良ければそれに越したことありませんが、現実はそうでもないですよね。

女性のしなり強さはすごいですよ。
Commented by hanamomo08 at 2017-06-18 17:10
> PochiPochiさん
こんにちは。
奥様を亡くされた70代の男性、大変でしょうね。
番組で奥様を亡くされた医師の垣添さんが話しておりましたが、一年くらいはやっぱり本人も大変だろうということでした。
先生はグリーフケアを自分でなさったそうです。
一方、ご主人を亡くされたご友人の方はお嬢さんと一緒で明るくなられていたのですね。
やっぱり女性は立ち直りが早いですね。
そうですね、そんなことはなければ一番ですが、誰かと繋がっている事が大切ですね。
でもまたこのつながりも難しいですね。
相手と自分に温度差があったり、思い違いがあったりすると若い頃と違ってそれを分かり合うためには体力も気力も要りますからね。


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