おみなえし咲く

お盆が近い。
午前中に行ったスーパーも大勢の買い物客で混んでいた。
お盆の準備がこの店ですべてそろってしまうほど至れり尽くせりの品揃えだった。
盆棚に供える郷土菓子や蓮の葉、スイカを買って私の買い物は終わった。
帰りに通った空き地に一面のおみなえしが咲いていた。
そういえば去年もここでこの花を楽しませてもらった。
でもおみなえしは去年よりかなり増えて見事だった。

女郎花黄の鮮らかに山の風 大橋敦子
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それにしてもこんなきれいな花にどうしてこんな漢字を当てるのだろう?

漢字では書かぬときめしをみなへし 木村茂登子

午前中はいい天気でむこうの山と空が背景になってとてもきれいだった。
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ここはもともと田んぼだったところで、細い道からもかなり低い場所にある。
先日の大雨でかなり水が上がってしまったと思うが、この花の生命力には驚かされた。

淡淡あはあはと嵐のあとの女郎花 和田森早苗

おみなえしは風が吹くと揺れあって、その揺れる様子が美しい。
お盆のお墓参りには必ずこの花も持っていった。
あかむらさきのみそはぎと黄色のおみなえしの組み合わせはきれいだった。

揺れあうて噂話か女郎花 安西可絵

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帰ってから母とお盆の打ち合わせ。
私にとっては確認の意味だが、『かあさん、お盆のメニューの打ち合わせしよう♪』と言ったら母がとても嬉しそうだった。
『こわえまんま蒸かして、ぜんまいの炒め煮作って、あと枝豆ときみゆでればいいな~』と言った。
こわえまんまは赤飯のことで、強い(こわい)は硬いご飯のことを言ったそうだ。
それに焼き魚でも添えておいしい水茄子の漬物でもあればいいな~と思った。

晩ご飯は赤魚の煮付けにした。
冷凍だが大きくて脂が乗っていてとても美味しかった。
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細い胡瓜で漬けた辛子漬けも美味しく漬かっていた。
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by hanamomo08 | 2017-08-11 22:54 | 草花 | Comments(12)
Commented by saheizi-inokori at 2017-08-12 09:40
飾り立てた頭の格好に似ているのでしょうか。
「きみゆでれば」って茹で卵のことですか。
Commented by こんの at 2017-08-12 13:32 x
  女郎花
貴族の令嬢、令婦人の敬称が「女郎」(をみな)
エシの語源は、「減し・圧し」
美人も圧倒する花の美しさという意味
基本的には、これがいい伝えられている
女郎をどうイメージするかでしょうねぇ
Commented by aomeumi at 2017-08-12 15:12
青目
子供の頃は、そこいら中にありましたね、女郎花・・・この頃は花屋でないと手に入りません。一体、どこに行ったのかしら・・・考えると、なんだか怖い氣がします。
芥子漬け・・・とてもおいしそうです。冷たくして召し上がるのね。
Commented by ゆき at 2017-08-12 17:29 x
帰省しないけど、故郷のお盆なつかしく思い出させてもらいました。
私の祖母も、こわえまま と言ってたことや、大きな蓮の葉に、確か煮付けや寒天や枝豆きみが必ず乗ってたこと...
12日の今日は、祖母が仏壇の前に木枠の飾り棚を出してきて数々の設えするのを見ると、なんかワクワクしてた私です。

もう弟の代になって、姪や甥も関東から帰ってくるし、お嫁さんに悪い気がして~(と言うか、気を遣うのも面倒で)もう、盆も正月も帰ってないです。
同級生も、帰っても実家に泊まらない人とか、宿を取る人もいるけど、私はそこまでする勇気?もなく(笑
Commented by Deko at 2017-08-13 08:47 x
オミナエシオレモコウ秋の花でようか。。見事に群生していますね。秋田は自然がまだまだ残されていますね。お母様とお盆の打ち合わせ楽しそうですね。やはり昔から伝えられてきたお盆料理があるのでしょうね。
千葉では茄子とかキュウリを馬とか牛の置物に代用していたように記憶しています。段々そういう風習も忘れられてしまうのでしょうか。
Commented by PochiPochi-2-s at 2017-08-13 13:29
オミナエシの群生、見事ですね!
この黄色がいいですね。

お盆の風習、狭い日本なのに地方により様々ですね。
私の知っているものとは違い、興味がわきます。
ハマナスの実で作る数珠はきれいですね。
初めて見ました。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 10:40
> saheiziさん
こんにちは。
こんのさんがその由来を載せてくださっていますね。
でも風に揺れる花の姿は飾り立てた日本髪にも似ていますね。

「きみ」はとうもろこしのこと。
とうきびのきびがだんだんそうなったのかな?
秋田や青森ではきみと言います。
百合子さんの富士日記にでてくるきみは『もろこし』と言ったようですね。

ゆでたまごも夫は『うでたまご』と言います。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 10:42
>こんのさん
こんにちは。
高貴な女性を『をみな』と言うところまでは知っておりましたが、エシがそういう意味で使われていたのですね。
ありがとうございました。

おみなえしという花もこんな風に群生していると力強いな~と思いました。
大好きな花です。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 10:47
> aomeumiさん
こんにちは。
一面のおみなえしはなんだか夢の中にいるような気持になりました。
昔はもっとあちこちに咲いていたような気がします。
繊細で細い花ですが、この黄色が入るだけでとても花束が優雅になります。

糠漬けも美味しいのですが、辛子漬けにちょうどいい細くて小さいきゅうりが手に入ったので漬けました。
お砂糖も結構入っていますが、辛子と塩だけでは美味しくないのです。
漬物は味噌漬け以外冷たくして食べたいです。
夏は糠漬けも冷えているほうがずっと美味しいです。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 10:57
>ゆきさん
こんにちは。
『こわえまま』やっぱりそう言っていましたか?
秋田の言葉は古語が多く使われていて、意外なのですが、京都や九州で使われている言葉も多いです。
大きな蓮の葉は時に芋の子の葉っぱだったりしました。
賽の目のなす、ささぎや枝豆(本当はこれはもいだ豆でなく茎についているもの)てん(ところてん)とこわえままがのっていました。
そのほかに太巻きや卵の寒天、羊羹なども作っていました。

そうですね、盆棚を組み立てて正面に半紙を渡し、それに、ささぎやはまなすや、昆布、ちいさな林檎など糸で縛って下げていましたね。
だんだんきれいに飾り付けされていくのは子供心にも嬉しかったですよね。

そうですか、弟さんの代になって少しずつ変わってきているのでしょうね。
ゆきさんのところにお母様が上京なさって過ごすのはとてもいいことですね。
ご実家もその次世代の実家になって来るので、次第にそうなるのでしょうね。
宿を取る。。。。それもね~いろいろですよね。ゆきさんの言う『勇気』の意味わかります。
泊まると迷惑かけるし、でもほかに泊まるのもみずくさいって言われそうだしね。
微妙な気持ちですね。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 11:05
> Dekoさん
こんにちは。
外は暑いのに植物はどんどん秋の花が咲き始めますね。
この空き地はもともと田んぼ、それが畑になって、おみなえしの咲く土地の隣は一面の枝豆畑でした。

祖母や母の時代に比べるとたくさんは作りませんが、一つか二つは作り継いでいきたいな~と思っています。
基本的にその旬のものが一番美味しいので、私はスーパーに並ぶくだものの詰め合わせは買いませんでした。
お花だって一束何千円もするものでなくてもいいと思うのです。
ただ、今は庭の花がないので草市で買い求めようと思ったのですが・・・・・。
胡瓜の馬は少しでも速くあちらから戻れるようにと祖母から習いました。
茄子の牛はゆっくり戻られるようにという意味だと言っていました。
そうですね、畑の物があればこそ作ったのでしょうね。
Commented by hanamomo08 at 2017-08-14 11:09
> PochiPochiさん
こんにちは。
なんともいえないきれいな黄色ですね。
こぼれ種で毎年咲くのでしょうか?
とにかく見事です。

お盆の風習、本当に様々ですね。広島の盆灯ろうも賑やかできれいでしたね。
小さな国なのに、これほど違うとはね。
はまなすのお数珠は赤くて本当にきれいです。
でも人間と一緒でだんだんしわしわになってきます。


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