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沢村貞子さん

ドラマ『となりの芝生』は熱中してみていた。
あの頃の私は若くて嫁姑問題など感心もなく、お嫁さん役の山本陽子さんが美しいのと、沢村さんの意地悪な姑役があまりに上手いので、ただ興味本位で見ていた。
いつも一緒に見ていた母はお嫁さんの山本さんに同情し、『真剣に』見ていたのを覚えている。
当時は母は40代で、山本陽子さん演じる嫁の現役だった。

結婚して数年後、私は沢村貞子さんの『わたしの献立日記』を買った。
大好きな画家 安野光雅さんの装丁だった。
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あれから28年もたつが、時々出して読んでいる。
昭和42年1月の献立には秋田の郷土料理『きりたんぽ』がたびたび登場している。
寒い時には温かいものをいう沢村さんの考えだろう。
もちろん量や質を考えた上での事だろうが、『天ぷら』もちょくちょく登場する。
ご飯の時にはたいていは美味しいお味噌汁を添え、豆もよく食べている。
かなり、忙しい時期もあったと思うが、実にまめに料理をしている。
冷凍庫も適度に使いとても手際よく料理しているのがわかる。

『おそうざい』は飽きがこない。
おひたしや煮物などささやかなおそうざいほど飽きない。

『寒い時は温かいもの、暑いときは冷たいものを、気取らず、構えず、、ゆっくり、楽しみながら食べる事』は最高の贅沢だと書いている。

我が家も今夜は出始めのちぢみほうれん草のおひたし、玉ねぎをたっぷり入れたポテトサラダ、そして もちろんお魚は今が旬のはたはたの煮つけだった。
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食後には先日出来上がったばかりの柚子マーマレードを入れたヨーグルトを少し。
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美味しい物を作る時は楽しみながら作ること。
寝る前に干ししいたけをお水につけておこう。
搾りたての柚子の果汁を酢の代わりに使おう。

明日は日曜日、冷蔵庫にある野菜でちらし寿司を作ろうと思う♪
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お風呂の椅子
 
汚れやすく、手入れが面倒なものにお風呂の椅子がある。
大きなスーパーに行ったら 35センチの高さの椅子が半額になっていた。
座ってみると、今使っているものより座りやすい。
何よりも気に入ったのは凹凸が少なく掃除しやすいところだった。
こげ茶色かこのクリーム色かで迷ったが、我が家の浴槽は薄い紫なのでクリーム色にした。
掃除が楽になれば家事のストレスが減る。
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More あと一週間♪
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by hanamomo08 | 2016-12-17 22:49 | | Comments(12)

食べることは生きること

ラジオ深夜便で料理研究家の鈴木登紀子さんのお話を聞いた。
ご高齢であるとは思っていたが、この11月で満92歳になられたそうだ。

彼女は青森の八戸の出身だ。
テレビで彼女のお料理番組を見ていると若い女性アナウンサーに『お箸の持ち方が違うわよ』とさりげなく教えたりする。
ものを食べるときの作法や、食材を大切にする心は登紀子ばーばのお母さんのお千代さんから教え込まれたそうだ。
40分ちょっとのインタビューの中で印象深かったところを書きたいと思う。

鈴木さんの料理研究家としてのスタートは遅く、46歳の時。
子どもを通じて知り合いになったお母さん達にご馳走しているうちにその味が評判になったそうだ。
それからお隣にリュウマチのおばあさまがいて、鈴木家の子供達がいつもうるさくするのでご迷惑だとお思い、ある年末に薔薇の花一本とおせち料理をお届けしたところ、それもご近所の大評判を呼び、テレビに出るきっかけにもなったそうだ。
お料理にお花を添える・・・・・今だったらそんな方もたくさんいらっしゃるだろうが、昭和40年代におしゃれな心をお持ちだな~と思った。

鈴木家はサラリーマンの夫と子ども三人の家庭、給料日前には節約もしたそうだ。
ラッパを鳴らして売りに来るお豆腐やさんからよせ豆腐を買い、それに干ししいたけのだしで作ったあんをかけた料理『掬い豆腐の吉野あん』をよく作ったそうだ。
子供達が3人で毎日『今日のご馳走なあに?』と聞いていたそうで、メインになるものがない日などは返答に困って『いろいろよ~』と答えたそうだ。
すると子ども達は『また、あれだね』と言っていたそうだ。(笑)
そんな若い頃の節約したエピソード話してくれた。
どこもみんな一緒だね、親近感を覚えた。

タイトルの『食べることは生きること』について
優しい気持ちで暮らせたらいいので、相手の健康を気遣いながら料理をする。
今日はこんなものがいいかなと相手を思いやりながら作るといい。
お料理は楽しんで作ること、食べるということは元気のもとだから!
毎日自分の好きなものばかり作っている私はちょっと反省。

うれしい事があった。
一緒に聴いていた母のつぶやきを記しておきたい。
『私なんてばーばに比べたらまだまだです。元気に暮らさなければ!』
92歳の鈴木さんの話に母は勇気付けられたかのようだった。
よかったな!

☆どなたかにお料理を届ける時、お花を一本添えるのはいいな~と思った。
海の幸山の幸をよく送ってくれる私の友人もいつも季節の花を同封してくれる。
ばーばの話を聞いていたら、その友人の顔が浮かんだ。

今日の薔薇の様子
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ゆっくりとした木曜日、来客なし、お昼にホットケーキを焼く。
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蜂蜜二種類 小さい瓶はアメリカのラズベリーの蜂蜜。
大きな瓶は日本みつばちから取った百花蜜 コム・ハニー(みつばちの巣が入っている)
みつばちの巣には『プロポリス』がはいっていてとても栄養価が高いと言われている。
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葉を落としてすっきりした木々のむこうに夕焼けが見えた。
でも、夜になり雨が降ってきた。
明日は雪だるまマークの予報、今日から12月になった。

熱々の讃岐饂飩でぬぐだまろう。(ぬぐだまるは秋田弁であたたまるの意味)
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お弁当
 ささみフライ、にんじんのナムル、海老シュウマイ、ハムと葱の卵焼き、漬物
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by hanamomo08 | 2016-12-01 19:12 | | Comments(16)

お客さま

知り合いになって10年いじょうたつ友人がはじめて我が家に来てくれた。
待ち合わせの駅の周りのけやきも色づいていた。
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大きな花束を抱えた友人が改札口から出てきた。
一昨年大きな手術をし、過酷なリハビリを頑張りぬき、今まで以上に元気になった。
久し振りの再会を喜びあい、我が家へ。
母が病気になって以来ずっと気にかけてくれていた。
いろいろな意味で支えてくださり、母だけではなく私も勇気付けられ、元気付けられた。
母と会えたことをとても喜んでくださった。
ずっと私から話を聞いていた人が目の前に立って、母も感極まっていた。

そのあとちょっとお茶を飲む。
普段は食べないと言うお菓子を私に強引に勧められ・・・・・。
たくさんの話題が出てとても楽しいひとときだった。
また是非、お出かけくださいね。
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友人が持ってきてくれた薔薇の花束 大好きな黄色い薔薇がたくさん入っていて母はとても喜んでいる。
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ホンシメジ
 先日に続き、またまた伊勢の国から届けられた。
 美味しいお酒もありがとうございました。
 夕べはあのぐい呑みでお酒を飲んだばかり。
 だからほんとにびっくりだった。
 今夜は少しだけ鱈鍋にいれたら、いいだしがでて大喜びでした。
 このまま飾っておきたいほどみごとなホンシメジです。
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by hanamomo08 | 2016-10-27 19:54 | | Comments(8)

堀 文子の言葉

日本画家 堀 文子さんのテレビをみた。(こころの時代)
印象に残った事を書いてみる。

『私を育てたのは 乱世だと思っています』
ひとつの世論に動かされない人生、しっかりした目を持つ人間になった。
4歳の頃の堀さん(テレビより)
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『あなたは、何のために、誰のために、描くのか?』
女子美術専門学校時代、教頭にこんな質問をされた。
『自分のために描いています』と答えたら
「それは危険思想だ、天皇のために描くと言え!」と言われた。
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『今この時代に言いたい事』
堀さんがこどものころ、父は「日本は危ないぞ」と言った。
そして父が言うようにあの戦争へと傾いていった。
今の日本も、当時と同様に非常に危険な状態になっている。
今の時代なら国民が競って反対すればいいのだが・・・・。
女とマスコミが、しっかりすれば良いが、今、両方が危なくなっている。
女はきれいになりたい、美味しい物が食べたい、若返りたい、そんなことにばかり目が行き。子ども声で言葉づかいもおかしいし、アナウンサーまでひーひー声で話している。敬語もできない。
日本がとても危険な瀬戸際にいるような気がしてならない。

97歳の堀さんの言葉を聞いて身が引き締まる思いだった。
大正時代に生まれ、関東大震災や2・26事件を経験した堀さんは日本が大きく傾いていった様子を自分の目で見てきた。
世論に惑わされない確かな目を持つことの大切さを教えてくれた。
昨日は秋田の土崎というところに爆弾が落とされ、多くの犠牲者が出た日だった。
そして今日15日は終戦の日。
女学生だった私の母も『戦争が終わった時は本当にほっとした』と当時を振りかえった。
母と一緒に見たこのインタビュー形式の番組は深く心に残る番組だった。
番組の内容がここに詳しく載っています。
そして、今年初めにまさかり半島日記のkoroちゃんがこの番組のことをブログに書いておられます。
重ねてご覧ください。
知人が手折ってくれたむくげの花
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Moreむのたけじさん
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by hanamomo08 | 2016-08-15 22:38 | | Comments(14)

だんだん♪

東京大田区の住宅街で小さな八百屋を切り盛りする素敵な女性がいる。
店主は近藤博子さん。お店の名前は『きまぐれ八百屋 だんだん』
無農薬野菜と自然食品のお店だ。
だんだんは彼女の生まれた島根の方言で『ありがとう』という言葉だそうだ。
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この八百屋を始めたのは8年前、歯科衛生士を仕事にしていた彼女は『健康はすべてが繋がっている』と思っていた。
食と歯の健康をつなげたいという思いから、自分の子供の暮らす地域で何かやってみたいと思うようになったという。
たまたま週末だけの野菜の配達を手伝ってもらえないかと頼まれたことがきっかけで、元居酒屋だったところを使わせてもらっているうち、「ここで何かできないだろうか」と思い始めた。
元居酒屋なので、カウンターの奥には厨房もあり、小上がりもあった。
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小上がりではこども達の勉強の場『ワンコイン寺子屋』も開かれるようになった。
それも、かつて自分の子供が勉強を見てもらったことがきっかけだった。
大人たちも学びの場が欲しいとカルチャーセンターもはじめた。

さて、近藤さんは2010年ごろ、お店に来た小学校の校長先生から衝撃的なことを聴かされる。
『低学年の児童の母親が精神的なトラブルを抱え、食事を作ることができず、先生がおにぎりを持って迎えにいったりしている』・・・・という内容だった。
近藤さんはその子のことを思うと胸が締め付けられた。
この八百屋の場所でみんなで食べることが出来たらいいなあ~と考えた。
その後その児童は児童養護施設に入ってしまったと聞いた。
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おにぎりを作って支援していた先生、でもそれは先生の仕事というよりも地域の仕事だと思った近藤さんは野菜をベースに作る料理を出す『子ども食堂』を始めた。
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初日は『誰でもいいから来てね!』の呼びかけに18人のこどもが来てくれたそうだ。
こども食堂はいまや全国に広がっているが、近藤さんは『こども食堂』の名付け親でもあり、先駆け的存在だ。
美味しい野菜をたっぷり使った毎週木曜日の夕食は、集まって来てくれたボランティアさん達の手で作られている。
和食の達人の作る懐かしい料理あり、洋食メニューありでとても美味しそうだ。
近藤さんのブログで見る事ができる。
新聞やテレビで取り上げられた事もあって、お金や食材などの寄付もあり、こどもは一食100円、大人は500円で食べに行く事ができるという。
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食堂の名前はこども食堂だが、高齢者でお一人の方などみんなで食べることができると大人の参加者も多いそうだ。
近藤さんは食堂に来ているこどもと大人の関係性にも触れた。
昔は親におこられた時、誰かに何か話したい事がある時祖父母がいた。
核家族化も進んだことも要因だ。
近藤さんのお店『だんだん』にいくと、祖父母ではなくてもそんな大人がいて話をすることができる。
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美味しいご飯のあとは絵本を読んでもらったり、話をしたり、高校生達と遊んだり、楽しい時間があるそうだ。
家族以外の大人とこうして交流できる場はなかなかないのが現状だ。
こども食堂の取り組みはこどもにご飯を食べてもらうという意味合いだけでなく、大きな力を持っていることを感じた。

この秋田にもこども食堂の取り組みが広がっている。
こどもの貧困のことだけではなく、地域の人々のことを考えていこうとする近藤さんの活動を知ったことはわたしにとってもとても意義深い事だった。
<近藤博子さんのことは『ラジオ深夜便』で放送したのを翌日聴いた。>
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by hanamomo08 | 2016-07-09 12:16 | | Comments(10)

たんじょうび

今日も曇り空、お昼過ぎまで何とか持ったが雨が落ちてきた。
でも、雨にぬれた庭は緑が鮮やかになってきれいだ。
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夫が育てている薔薇がつぎつぎに花が咲いてきた。
上品なピンクの薔薇がニュー・ドーンという新顔
黄色と赤いのは2年目の薔薇。
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六月三十日は夏越の日、少し前に作った『水無月』を作ろうと思ったが、母に聞いたらおはぎがいいというので作り始める。
春彼岸に作った漉し餡があるのでもち米を炊いたらすぐにできる。
炊き上がったもち米に塩を混ぜて半搗きにする。
餡子をまぶす、黄粉をまぶす。
夏におはぎを作ったのは初めてかもしれない。
庭のもみじを敷いて少しは夏らしいおはぎにしよう♪
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あまりルールを知らないメジャーリーグを見ながら、おはぎを待っている母。
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私はおはぎでお腹を満たす事は無理なのでざるそばを食べる。
母は三つぺろりと平らげて満足そうだった。
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きなこと青海苔には小さな餡玉が入っている。
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More たんじょうび
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by hanamomo08 | 2016-06-30 20:52 | | Comments(30)

パン屋さんで

パン屋さんへ行った。
母の注文はあんぱんか、クリームパンか、ジャムパン。
いつもより込み合っていた店内でお目宛のクリームパンとあんぱんを買ってレジに並んだ。
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順番はなかなか回ってこない、パンは軽いはずなのに、トレイを水平に持っているのは結構疲れるものだ。
そのとき高齢の女性が入ってきて1枚入りの食パンを一つ持って私の後ろに並んだ。
いよいよ私の番が来てこのお店のポイントカードも一緒に出すと、『あ~残念、あと4円なのに・・・・』とレジの人が残念そうに言った。
<『536円です』と言われたからその金額ではポイントがつかないという意味だな~>
クリームパンが今日は特別価格だったのだ!
ポイントカードを引っ込めようとしたら、後ろの女性が、『アラ、もったいないじゃない、私のこのパンのお金で1ポイント入れてあげて』と言った。
レジの女性も『そうですね、じゃあ、1ポイントお入れしますね』と笑顔で言い、私のカードを機械に入れた。
私は女性に『ご親切にありがとう』とお礼を言った。
レジの女性もパンの袋を渡す時、『よかったですね、またお待ちしております』と言った。
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日曜のパン屋さんでのほんの数分の出来事だったが、心が温かくなった。
焼きたてのパンを毎日買いに来る女性はきっと近くにお住まいなのだろう。
サンダル履きでお財布をひとつ手に持っていた。

ふわふわのパンにあっさりしたクリームが入っている。
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日曜日の朝ごはん
 雨の日曜日、いつもより遅くおきて朝ごはん作り
 ちょっと丁寧に出し巻き卵を作る。
 野菜をゆでたり炒めたりも面倒だから簡単に大根おろし。
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庭の山椒の実 この季節の素敵な色
 
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by hanamomo08 | 2016-06-26 17:15 | | Comments(14)

笹竹とたまご

春は別れの季節。
ご近所さんだった方が転居することは知っていたが・・・。
夕方、庭仕事をしていたら、『これから出ます』と挨拶に来てくれた。
そして、『これ、私の気持っこ』といって包みを手渡してくれた。
秋田の言葉は名前のあとに『こ』をつける。
それは小さいものという意味の『こ』でもあるが、少しですがという意味合いでつけることもある。
差し出されたのは、新鮮なたまごと採りたての『笹だけ』だった。
私のために、夕方までかかってその笹だけを採ってくれたようで、胸が熱くなった。
「味噌汁さ入れれば『だしっこ』いいよ」と言い添えた。
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太陽のように明るいご近所さんだった。
笹竹は早速皮を剥いてさっとゆでた。
感動の瞬間!火を通すと美しいエメラルドグリーンになる。
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えんぴつの太さよりも細いたけのこだが、いいだしが出る。
味噌汁にいれていただいた。
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生みたての玉子は美味しいオムライスになった。
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とろとろの半熟で火を止め、玉ねぎ、にんじん、ハムを入れたケチャップライスにとろりとかけた。
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飾らない彼女の人柄が出た、いい贈り物だな~と思った。
突然だったので、私は何も用意していなかった。
こんな粋なものを渡されると、何をお返ししたらいいか迷ってしまうが、電話番号は聞いたので
またゆっくりと考えよう。

彼女が近所に越してきたのはついこの間だったと思ったが、もう7年近く経っていた。
そういえば、引越してきたときもいいものをもらったのだった。
前の家の傍の美味しい和菓子屋さんのおだんごだった。
本当に、さわやかな方だった、どうぞお元気で!
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by hanamomo08 | 2016-04-28 17:00 | | Comments(16)

牧水

短歌について何もわからない私でも、牧水の歌は目を閉じると情景が浮かんでくるようで大好きだ。
それもモノクロではなく、しっかりと色がついているようで美しい。
千秋公園の入り口に素敵な歌碑が立っている。
天然石に牧水と息子の旅人の自筆の歌がそのまま彫られている。
昨日21日は牧水が秋田に来てちょうど百年目に当たるそうだ。
31歳の牧水は大正5年四月二十一日の夕方青森の五所川原から秋田に来たようだ。
その日は新聞記者数名と芸者で公園内の酔霞楼で歓迎の席が用意されたという。
牧水は日本酒に目がない人だったらしく、秋田の地酒を心行くまで楽しんだ事だろう。
その席で詠んだ歌が歌碑に刻まれている一首だという。
『鶸めじろ山雀つばめなきしきり さくらはいまだひらかざるなり』
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牧水が来た100年前の秋田はきっとまだ寒かったのだと思う。
私が子どもの頃でも千秋公園の桜が満開になってお花見に出かけるのはたいてい29日あたりで、その年によっては5月の連休あたりに満開になったりした。
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まだ肌寒さの残るこの日の夕方、牧水は熱燗を所望したのだろうか。
酒の肴はどんなものだったのだろう。
山菜もまだ出ていない季節だから、塩物の蕨のおひたしやぜんまいの煮物などで一杯やったのだろうか?
お刺身は男鹿の海でとれた活きのいいしんじょう(アイナメ)かメバルだったのだろうか?
ハタハタ寿司もあったかもしれない。
100年前の献立をあれこれ想像するのも楽しい。

牧水の隣に息子の旅人さんの歌も刻まれている。
『旅さなか秋田にやどりし父のうた ふかきゑにしに今日きざまれぬ』とある。
歌碑には穏やかな表情のの写真もついている、会ってみたかった雲の上の人『牧水』。
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今日は私の父の命日
父もまた秋田の人らしく日本酒が大好きだった。
今朝、母と父が好きだったものの話をした。
山菜料理でお酒を飲むのが好きだった。
釣りも好きで自分で作った網でとったどじょうや鮒などは料理していた。

今夜は父の好きだったいただき物の日本酒をあけ、ご近所さんからいただいた漬けた蕨のおひたし、鯛の酒塩焼き、さしびろの味噌かやき、それに赤飯(これは母の好物)、いぶりがっこ
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春の鯛は『さくら鯛』あっさりとした味は日本酒に良くあった。
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これは塩わらびをもどしたおひたし。
さくさくとした歯ざわりがいい。
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天国の父も一緒にいるような気持ちで乾杯をした。
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by hanamomo08 | 2016-04-22 18:01 | | Comments(8)

季節の花とジャムを携えて・・・

朝からよい天気、日向ぼっこしながら本を読もうと思ったが、庭のほうに目をやると、さくらんぼの木にたくさんの蕾がついている。
去年の今頃はもうとっくに枝を手折ってお雛様に飾ったのに、今年はなんだか忙しくて、そんなこともしなかった。
小さな脚立を持っていき、枝切り鋏で切って、手桶風の花器に投げ入れた。
萌黄色の和紙を広げその上に飾ってみた。
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花が咲くのは明後日あたりだろうか。
咲くと白に近い花も、蕾の頃だとこんなに紅が濃い。
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椿友にもこの枝を届けようと思いついた。
桜桃の木肌は桜の木肌同様美しく、太い枝も切ったのだが、持っていく相手は高齢、すぐに生けられるように鋏で切って新聞紙に包んだ。

もうひとつ、季節のお土産は先日作った八朔のマーマレード。
一瓶だけしか持っていかなかったのは、またいく日に持っていってあげたいから。
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10分ほどで椿友宅へ到着。
白いすみれはまだだったが、白い椿とクロッカスが出迎えてくれた。
玄関はいつも開いているので、リビングまで入っていく。
『おや、早いこと!』といつもの笑顔に出会えた。
持参したさくらんぼの枝を生けることにする。
彼女も長くお花をしていたので十分いける気持はあるのだが、水を入れた花器を持つのはかなりの重労働だから、生けて、飾るところまで責任持ってやってくることにしている。

桜桃を生ける花器を探しに一緒に奥座敷に行ったら、すばらしいお雛様が飾ってあった。
四月三日まで飾っておいているというお雛様は彼女が生まれた時にお母様方のお祖母様が贈ってくれたものだという。
88年前に贈られたお雛様。
戦争の時は彼女と一緒に疎開もした貴重なお雛様だった。
お雛様の上品な顔、見事な調度品を見せてもらって『今日はうれしいな~』というと、『私のお雛様を見てくれてありがとう。』とお礼を言われた。
こんなお雛様が飾られていたのを知っていたら、雛ちらしでも作って持ってくればよかったな~と思った。
早速お雛様の傍に桜桃の枝を生けた花器をおき、しばらく眺めさせてもらった。
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一時間ちょっとお茶を飲みながらおしゃべりし、帰宅した。
まずはお元気そうでとても安心した。
この次はお花見弁当でもお届けしようかな♪
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お弁当
焼肉(豚肉、新玉ねぎ、にんじん)かぼちゃの煮たもの、小松菜の胡麻和え、りんご
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by hanamomo08 | 2016-03-29 19:28 | | Comments(8)


日々折々のこと


by hanamomo08

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