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春告げ魚

昨日は目いっぱい片付けをしたので、早く休もうと思っていたのに、あれこれ忙しく、ブログを書き終ったら、サッカーの決勝戦が始まった。
韓国に2点入れられてしまったところでお風呂に入った。
再びPCの前に座ると、ちょっと前に書いたはずのブログが消えている。
どうしたのだろう?
いまだにこれはミステリー。
しょうがないからもう一度書いた。
前に書いた通りには書けないもの、まあいいか、大したことではない。
サッカーは逆転勝ち、日焼けした手倉森監督の笑顔がまぶしい。
彼はお隣青森県のご出身、48歳だという。
私がよく行く産直に美味しい野菜を出している農家さんの苗字と同じで親しみがある。
その方も青森のご出身かもしれない。
世界の頂点にたったチームを祝福し、珍しく深夜まで起きていた。

さて、日曜日の夕餉は大きな生鰊を焼いて食べた。
鰊は『春告げ魚』の別名があり、夫も母も大好物だ。
新鮮だったので、体中にスパンコールのようなうろこが輝き、歯ざわりのいい、数の子が入っていた。
骨が多くてパクパク口の中に放りこむことはできないが、あの複雑な形の骨を慎重にとりながらその美味しさを味わった。
今日で一月も終わり、あと少しで節分を迎える。
あぶらがのり、甘みのある鰊の身を食べながら本物の春はかなり遠いことを思った。
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今朝うっすらと雪が降った。
常緑の松に雪が残り、緑と白のコントラストが美しい。
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粉砂糖のような雪は地面にスポットライトが当たってるような模様を描いた。
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こうしてみているとやっぱり今年は雪が少ない。
午後三時過ぎから切り抜きの見直しの続き、やっとめどがついた。
懐かしい記事に出会えば読んで立ち止まり、母ともその話をしてなかなか進まないのだが、今日もこうした時間を持てたことを感謝したい。
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by hanamomo08 | 2016-01-31 23:25 | 美味しいもの | Comments(12)

手放す 

昨日から考えていたことを実行する。
この数年間使うことがなかった座卓を手放すことにした。
昨日の計画では、市のごみ処理場へ直行しようと思っていたが、夫が『リサイクルショップは?』というので電話してみた。

リサイクルが定着してきたこのごろは、お店のほうで出す条件も結構厳しいと周りから聞いていたので、手間のことを考えてごみ処理場のほうを選んだのだった。

電話では『お値段がつかない場合もございます』と言った。
・・・・ということは、商品として認められない場合は引き取らないということのようだ。
『ただでもいいから引き取って』というこちら側の意向は通らないということだ。

あちらから買取にきてくれるシステムもあるが、2月の半ばになるという。
今から2週間もの間、私の片付け熱が持続しているという保証はないので、こちらから持っていった。

若い男性スタッフが我が家の車まで来て、ひっくり返して表面などもしっかり見て査定をした。
『これなら買い取り出来ます』といい、電卓をたたいて『これでいかがでしょうか?』と言った。
千円にもならない金額だったが、うれしかった。
今は捨てるのにお金がかかる時代、それが小額でもプラスになることはうれしい事だ。。

この座卓は私が若い頃は出番が多かった。
子どもが産まれ、お祝いに来てくれた人たちとこの座卓でご飯を食べた。
大切な人とのお別れの会もこのテーブルを囲んだ。
家を新しくしたときはたくさんの人が我が家に来てお祝いしてくれた。
我が家の節目には役立ってくれた大きくて重い座卓もここ10数年使うことがなかった。
何度も我が家に来てくれた親戚の人々も年老い、私自身の暮らしも変わったからだ。

今日のブログの題を決める時、『捨てる』とか『処分する』という言葉は使いたくなかった。
片づけコンサルタントのこんまりさんがよく使う言葉『手放す』がいいなと思った。
物は必要で手に入れても、のちには必要でなくなる。
こんまりさん風に言うならこの座卓に『長い間お世話になりました、ありがとう♪』と言って手放したいと思った。
願わくば、必要としているどなたかのお宅でもう一度出番がありますように。

さてその帰り道、大きなインテリアショップに寄った。
昨年暮れにソファーが壊れ、新品を見にいったお店だ。
応急処置はしたものの、別の座面も沈んで座り心地が悪くなったのだ。

毎日使うものだし、そのものの使い勝手が悪いのはかなりストレスになる。
必要なものは買うべきだと思った。
結局、暮れにも見ていいと思ったソファーを予約してきた。

最近のソファーはよくできている。
クッション部分のカバーが洗えるし、クッションが減ってきたらそれだけ買い換えることも出来る。
でも、手元に届くのは5月だそうで、楽しみに春を待とうと思っている。

帰宅して古い雑誌も片付けた。
内容がいいだけに捨てられなかった『暮らしの手帖』1984年の頃から数年分。
今の私には文字が小さく読みにくいし、商品テストなどは情報として古いので思い切って手放すことにした。
母の雑誌も内緒で梱包し、明日リサイクルボックスに入れに行こうと思っている。
そういえば今朝も『あとで読みたくなるかもしれないから、まとめておいて』と言っていた。
あとでって、いつなのだろう?(笑)
母も、手放すことが出来ないだけなのだ。

『手放すこと』と『手に入れること』、手放すほうがずっと難しい。
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一日忙しくしていたので、食べ物の写真を撮らなかった。
朝に庭の竹に粉雪が降って綺麗だったので撮った一枚
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お昼ごろ庭に出た時、雪が少ないな~と思った。
いつもなら雪で覆われている椿の根元に小さな命が芽を出していた。
来週は雪だるまマークが並んでいたが、春になるまで消えずに育ってほしいと思った。
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by hanamomo08 | 2016-01-30 23:38 | 日々のこと | Comments(22)

肉鍋定食

秋田の駅前に肉鍋で有名な食堂があった。
正式名称は『食堂まんぷく』だが、みんな『まんぷく食堂』とか『まんぷく』といっていた。
朝早くから営業していて、おじさんたちのいこいの場だった。

仕事で一緒だったIさんはまんぷくの大ファンで、肉鍋のことを熱く語る一人だった。
『いつかまんぷくさ つれでいぐ~』と言ってくださったが、当時の仕事は多忙を極め、とうとう行く機会のないまま私は転勤で仕事をやめてしまった。
『だしっこえくて、燗酒と合うんだよな~』とよく言っていた。(だしがよくて燗酒とよくあう)
Iさんの語る肉鍋の様子はとても美味しそうだった。
豚肉と相性抜群のごぼうが入っていて、それに薄切りの豚肉、葱、豆腐が入って醤油ベースの鍋
昭和52年当時の広告をみると肉鍋300円と書いてある。
おじさんたちのお小遣いで気軽に飲むことが出来るお店だったのだろう。

まんぷくの肉鍋はアルミの小鍋に入っていたという。
我が家ではこの小鍋をラーメン鍋と呼んでいた。
日本が高度成長した時代、インスタントラーメンが出てきてラーメン鍋はどこの家にもあった。

今我が家に当時の小鍋はないが、小さめの鍋で肉鍋を作ってみた。
中身は牛蒡、はくさい、葱、木綿豆腐、彩りににんじん、薄切りの豚肉。
小鍋の中のだし汁がクツクツいってきた!
お豆腐にお肉のだしがしみていてすごく美味しい。
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後で聞いたがまんぷくは今から15年ほど前閉店したらしい。
全国チェーンの居酒屋ばかりになった駅前、昔のあの賑わいが懐かしい。
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ずんだとかぼちゃのお餅
 きゃのこ汁に使った残りの青豆をフードプロセッサーにかけて(かなり細かく)冷蔵庫にちょっと残っていたかぼちゃを蒸していれ、それにもち米の粉と水を入れ、少々の砂糖、塩で味付けして焼いてみた。
とっても美味しいおやつが出来た。
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お弁当
 海苔おにぎり(中身は頂き物の錦松梅)、身欠き鰊の煮物、蕪の酢漬け、ずんだ餅
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by hanamomo08 | 2016-01-29 20:55 | 思い出 | Comments(12)

ごちそう

寒さに対してはまだ油断はできないが、今年の一月はとても穏やかだ。
雪かきも数回しかしていないし、リビングのストーブは20度設定で寒くない。
でもこれはあくまでも一月の話であって、来月はまた冷凍庫の中のようになるのかもしれない。

今日もほとんど雪は降らなかった。
吹雪きもないので、窓を開けて掃除が出来る。

午後ちょっと買い物にでた。
平日は客が少ないので仕入れも制限しているのか、目新しいものがない。
もう一軒のぞいて見たら、シチュー用の牛すね肉が安かった。
帰りにHさんの家によって、ローリエの葉っぱを数枚いただいた。

大きな玉ねぎを二つ刻み、あめ色になるまで炒める.
セロリの葉っぱや細いところを刻んで炒める。
牛肉はバター少々でしっかりと焦げ目をつけておく。
それを圧力鍋にいれ、15分ほど煮込む。
味付けは顆粒コンソメ、赤ワイン、いたってシンプル。
市販のデミグラスソースをいれて味を見る。塩を少々。
とけるので、別に煮ていたじゃがいもを加えて出来あがった。
お肉がほろほろと柔らかく、なかなかの味だった。
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セロリが味に深みを出し、玉ねぎもすっかりとけて、とろみになっている。
久しぶりのビーフシチュー、やっぱりこれはごちそうだ。
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カフェカーテン その後
 綺麗だった氷と雪のカフェカーテンは、雨が降ったり、気温が上がったりして消えてしまった。
きりっとした形が、だんだん単純な形になり、次第に雨だれになってなくなってしまった。
数字は24日~26日のこと。
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消えてしまう前、屋根から下がった薄い氷のカーテンはかわいいオバケの子がこけたような形に見えたが・・・・。
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by hanamomo08 | 2016-01-28 22:15 | 料理 | Comments(14)

きゃのこ汁

きゃのこ汁は小正月に年神様にそなえるものだったそうだ。
小正月は女正月とも呼ばれる。
暮れからお正月にかけて忙しかった女性達が炊事を休んでゆっくりする。
小正月の数日間はきゃのこ汁という具沢山の汁物を作り、温め直して食べる。

山形や秋田、青森各地にこの風習があって、汁の呼び方も『けのこ汁』『けの汁』『きゃのこ汁』などと呼び名も少しずつ違う。
『粥の汁』とも書くのは、すべての具材を細かく切ることに由来するのか?

この具沢山の汁の中身は冬の根菜類と春に採った山菜の塩漬け、きのこなど。
それにサツマイモやじゃがいも、豆類なども入れる。

私の実家ではけんちん汁はよく作っていたが、『きゃのこ汁』は作らなかった。
母の育った家で作らなかったからだろう。
秋田でも北のほうでよく作られていた郷土料理らしい。

私のきゃのこ汁に入れたものは
大根、にんじん、牛蒡、塩蔵わらび、ぜんまい、蕗、根曲がり竹、きのこ、金時豆
高野豆腐、油揚げ、さつまいもも入れた。
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先日新聞の切り抜きを整理していたら、9年前の『ケノコ汁』の記事を見つけた。
その材料の中に『ずんだもち』というのがあった。
青豆をもどしたものをすり鉢ですり、餅粉、塩を水でこねて炙ると書いてある。
分量は適当でやってみた。
小判型にまとめてロースターで焼いてみた。
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これも具材のひとつとして入れるらしい。
ためしに食べてみるととても美味しい。
もう少し味をつけてこんがり焼けば美味しいおやつになりそうだ。

だしは昆布、それに鰹節を少々入れてとった。
具がやわらかくなったら味噌を入れる。
出来上がった私の『きゃのこ汁』
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味付けもしょうゆ味、味噌味どちらでもいいようだ。
塩物から出る独特の風味があって、お芋や豆のホクホク感も味わえる。
何よりとても体が温まった。
昔の人々が手間隙かけて作った冬の食べ物『きゃのこ汁』
我が家の冬の食べ物として定着させたい。

半分になったきゃのこ汁、味付けは温める時にする。
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お弁当
とりむね肉唐揚げ、ポテトサラダ、きのこと野菜の煮物、黒豆
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by hanamomo08 | 2016-01-27 21:00 | 美味しいもの | Comments(7)

アッサンブラージュ

先週だったろうか、日曜日の午後テレビを見ていたら、女優の堀北真希さんが美味しいワインを求めてボルドーを旅した番組が放送されていた。
私はワインが好きというだけで、選ぶ時も自分の好みに合わせて、さらにお財布とも相談して適当に選んでいる。
たまに試飲させてくれるお店もあるが、試飲したところで何の知識もないので、よくわからないというのが本音だ。

ブルゴーニュワインは赤のピノ・ノアール、白のシャルドネというように一種類の葡萄を使って作り出すということも最近知った。
番組の後半で『アッサンブラージュ』という言葉が出てきた。
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響きの美しい言葉だな~とおもった。
『組み合わせる』という意味のフランス語だそうで、複数のぶどう品種をブレンドして一つの美味しいワインに仕上げるのがボルドーワインの特徴なのだそうだ。
ワインは入っている樽によっても味が違うし、葡萄の採れる場所によっても味が違ってくるそうで、単にアッサンブラージュするといっても熟練した技術が必要なのだろう。

堀北さんは『大人になってからは人間関係を広げ、関係性を作るのが苦手だ』と話していた。
それは多かれ少なかれ誰でも抱えていることだと思うのだが・・・・。
ワイン作りを夢中になってする人たちを見て、あちこちでワインを試飲しているうちに、その解決策のヒントを見つけたようだった。
アッサンブラージュの仕方によっては、みな特徴のない味になってしまうかもしれない、それぞれの葡萄の個性を大切にしていかなくてはならない。
だから、無理に今の自分を変えなくても、自分を大切にしながら誰かと付き合っていけばいいのではないかと考えた様子だった。
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でも自分を出さなかったら友達にはなれないとも言っていた。
まだまだ若い方だから、いろんな意味で失敗などもしながら自分にあういい友達を見つけられるだろう。
ボルドーの葡萄畑で働く人たちは自分の仕事に誇りを持っていた。
そして、ワインを囲んでとても楽しそうだった♪
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メドックマラソンの様子も放送されていた。
美しい葡萄畑を走り、他のマラソン同様給水所が設けられていたのだが、なんとそこに置かれているのが水やスポーツドリンクではなく、ワインだった!
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晩ご飯
 
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お弁当
 焼きおにぎり
 卵焼き、野菜ときのこの煮物、大根柚子漬け、黒豆
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by hanamomo08 | 2016-01-26 19:39 | 美味しいもの | Comments(16)

切り抜き

今日は寒い一日だった。
またいつものように新しい週が始まった。
朝一番で友人からどっさり寒中見舞いが届き、久し振りに元気な声を聞くことができた。
私と同じように、彼女も高齢の母上を看ている。
春までもう一息、お互いにがんばりましょうと話した。
お昼ご飯に寒中見舞いの一品ハタハタの三五八浸けを焼いて食べた。
しっかりと麹の味が浸みて美味しかった~ごっつぉさま!
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数日前から新聞の切り抜きを見直して不要なものは処分している。
当時は必要な情報でも、数年たつといらなくなっているものが多くある。
母のそばで、仕分けをし、懐かしい切抜きが出てくると読んであげたりしているのでなかなか片付は進まないが・・・・。
郷土の古い建物や、旧跡の特集などはやっぱり保存していてよかったと思えるものが多く、読み直してみたいものもかなりあった。
その時に読んでしまって、なるべく保存しないのがいいのかもしれないが、時々こうして見直して処分するやり方もいいように思った。
すべてを記憶するのは無理だから、心に残った記事は残しておこう。

同じ事ばかりしていると飽きてくるから、キッチン、洗面所の排水溝の掃除をした。
熱いお湯を流したあとに酸素系漂白剤を振りいれ、時間を置いてからお湯で流すだけ。
排水溝のごみ受けもこんなにきれいになった。
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『ほろほろ』
いつも生のたらこが出てくると作っている『ほろほろ』
牛蒡とにんじんをさっと炒めくずした木綿豆腐も加え、日本酒やお醤油をかけておいた生たらこをいれて汁気がなくなるまで煮たもの。ほろほろしているからついた名前なのか?
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晩ご飯
 牡蠣飯(混ぜご飯)
 白菜の煮浸し(昆布)
 ほろほろ
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お弁当
 とり胸肉から揚げ、雪菜塩炒め、ポテトサラダ、ほろほろ、いぶりがっこ
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by hanamomo08 | 2016-01-25 21:00 | 日々のこと | Comments(8)

カフェカーテン

普段は雪などあまり縁のない地方に雪が降っている。
そうなると、おかしいことにこちらでは降らない。

毎年この季節に見られる面白いものがある。
雪と氷で作られたカフェカーテンだ。
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波々の屋根に積もった雪が滑ってくるが、気温が低いので落ちないでそのまま凍ってしまう。
今度はその下に小さなツララができる。垂れ下がったところは所々レースのようになって見える。
今日の秋田は青空で、日がさしていいお天気だった。
でも、気温が低いので、自然のカフェカーテンはとけずにそのままの形を保っている。
すぐ上にトタンの屋根があってそこにはツララが下がっている。
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この屋根を上から見るとこんな風になっている。
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自然が相手の時はちょっと時間を逃すと同じものを見る事が出来ない。
そして、これと同じ美しい形を私たち人間は作ることはできない。
雪が舞う広島での駅伝を見ながら、外に目をやると、雪国では青空が広がっていた。
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おしるこ
お餅が残り少なくなってきたので、おしるこを作って食べた。
母も夫も大喜び、なぜか食べ物の嗜好が似ている二人
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by hanamomo08 | 2016-01-24 21:05 | 自然 | Comments(8)

くらげ

暮れ、お正月と主婦は忙しかった。
家のそばはうろうろしていたが、遠出は久し振りだった。
夫に週末の何件もの悪友たちからのお誘いをキャンセルさせ、北へ向かった。
車の気温はマイナス一℃ 道沿いの杉林がまるで砂糖菓子のように凍っている。
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ここは秋田でも有名な酒蔵のあるところ、あの太平山の蔵元だ。
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この酒蔵の一つが水中写真家 中村征夫さんのフォトギャラリーに生まれ変わったのは2009年だった。
『ブルーホール』と名づけられたギャラリーは大正時代に建てられた煉瓦造りの酒蔵。
かつてはいくつもの酒樽が並び、杜氏たちが忙しく酒造りをしていた場所だ。
真っ白な漆喰の入り口、黒い扉の向こうがそのギャラリーだ。
仕込みの酒の香りが当たり一面に漂う。
甘い、甘いお酒の香り。
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今は中村征夫さんの『くらげくらくら、くらくらげ』
写真家の長倉洋海さんの『ぼくが出会った子どもたち』の企画展
撮影禁止だが、ギャラリーの雰囲気だけそっと一枚撮らせてもらった。
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パンフレットの文によると
『くらげは人類が誕生するはるか昔、5億年前から地球に存在するという。
ふわりふわり、ゆらりゆらり、波間に漂い、旅をする。
透きとおったり、光ったり、どこから来たのか、どこへ行くのか。
くらげくらくら、くらくらくらげ。』
海の中はすばらしい世界だった。
それにしてもくらげって神秘的だ。
爆発した火山のようであり、小惑星のようでもあり、風のない日の形の整った打ち上げ花火のようでもあり、美しかった。
中村さんの講演会で求めた写真集が手元にある。
それに載っている魚を正面からとらえた写真の面白さはすばらしい。
あれから私も釣ってきた魚も、買ってきた魚も持って正面から見るようになった。
中村さんは『あれ?この魚、本家のとうさんに似ている!』と思ったりするそうだ。
次回はその楽しい魚の表情を見てみたい。
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長倉さんの撮る紛争地や辺境の地の子ども達の写真もすばらしかった。
悲しい状況下でも、困難な土地に暮らしていても子どもたちは笑顔だった。
それにしても子どもの表情というのはどの国の子どももどうしてこんなに可愛いのだろうと思った。

帰り、温度計は一度上がって0℃になった。
帰宅して食べた煮込みきしめんが美味しかった。
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by hanamomo08 | 2016-01-23 17:11 | おでかけ | Comments(10)

芸術品

『茄子の花寿司』は秋田の県南部の漬物だ。
夏に収穫した茄子を塩漬けにしておき、秋に菊がとれた頃、もう一度味をつけて漬け直す。
酢は入っていないのに『花寿司』と呼んでいるのはもち米を使うからなのかもしれない。
とても甘く、とてもしょっぱく、でも少しずつ口に入れるといつ食べても新鮮な茄子の味がして、夏の頃を思い出させてくれる。
今年も、漬物名人か美しく美味しい花寿司を送ってくれた。
桐箱におさまった花寿司は『漬物』だと知らない人が見たら、どこから見ても上等な生菓子のように見えるだろう。
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前にもブログに書いたと思うが、花寿司は茄子と黄菊の間に、炊いたもち米がクッション兼接着剤としてのせてある。
茄子の紺色をこれだけきれいに保つためにかなりのお砂糖を使うそうだ。
私は一つの花寿司を放射状に小さく切って、何日もかかって一つを食べきる。
お茶漬けにも美味しく、ご飯との相性が抜群すぎて、ちょっとこわい食べ物でもある。
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この花寿司の写真を撮っているところに、若い看護師さんが来た。
これなんだかわかる?と聞くと、『漬物ですよね』とすんなり答えた。
幼い頃、おばあちゃんの花寿司を食べたことがあるという。
『懐かしい!』というので少し差し上げた。
子どものころ食べた食べ物に再会してとてもうれしそうだったのだ。
今夜はおばあちゃんが漬けてくれた花寿司のことを思い出しているだろう。
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副産物
 この前煮た身欠き鰊の煮汁で大根を煮て食べた。
 水は一滴も入れず、大根から出る水分で十分煮えた。
 色は濃いが薄味で鰊の味が浸みてとても美味しかった。
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by hanamomo08 | 2016-01-22 20:53 | 美味しいもの | Comments(8)


暮らしに花を


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