七草粥

毎年のことだが、家にあるもので七草粥を炊いた。
これを食べると一年間風邪を引かないという言い伝えがある。
それはどうかわからないが、寒い日の朝に野菜たっぷりのお粥は体が温まった。

大根、牛蒡、にんじん、雪菜、大根葉、豆苗、きのこを鰹節のだしで炊いた。
味付けは塩だけであっさりと。
野菜から出る美味しいだしと塩だけでとても美味しいお粥になった。

一口食べた後、母が蕨も入れれば美味しかったねと言った。
今年は少しだけど、蕨を塩漬けにしておいた。
どうしてこう毎年忘れてしまうのだろう?
2次栽培した豆苗はお味噌汁にも入れたが、あの独特の臭みが消えている。
やはり、二番煎じは栄養がないのかな?
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昨日は二十四節気の『小寒』だった。
暖冬なのだろうが、小さくても寒に入るとやっぱり寒い。
今日も午後ものすごい吹雪になった。
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お正月も今日で一区切りついたので、手ぬぐいを替える。
頂き物だがとてもおめでたい手ぬぐいだ。
一番下に母の干支『ひつじ』が描かれている。
父方の叔母がさる年だった。62歳で亡くなった。生きていたら今年年女だった。
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今日もいつもと変わらぬ木曜日。
暖房の効いた部屋は意外に髪の毛が汚れる。
昼まえに母のシャンプーをした。

ちびちびと作っている正月らしい料理、今日は秋田の『牛蒡のたらこ炒り』
これは少しだけみりんで甘みをつける。
夜のワインに最後になったハタハタ寿司と一緒におつまみにした。
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お弁当
きんとんに煮林檎、卵のハムまき、サラダ、ほうれん草の胡麻和え
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# by hanamomo08 | 2016-01-07 21:13 | 料理 | Comments(14)

ぽつりぽつりと作る

暮れに煮たいと思っていた花豆は私のまさかのアクシデントでもう一度食品庫にしまわれたが、年が明けてからじっくりと二日~三日かけてもどした。
乾燥していたときも特大だった花豆がさらにふっくらとし、美味しく炊き上がった。
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一度ゆでこぼしてから、圧力鍋で炊いた。
やわらかくなってから、お砂糖と塩をいれ2~3分溶かす程度に火を入れた。
すぐに食べてみたいのをぐっと我慢して、それを一晩味を含ませた。
大きな豆だからじっくりと味を含ませた。
煮汁にとっぷりとつけて保存するとしっとり感が損なわれない。
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新年早々にいただいた『わらさ』も、毎日食べているとだんだん飽きてくる。
何とか目新しく美味しく食べる方法をと考えたら、柚子があることに気がついた。
『幽庵焼き』があった!
日本酒・醤油・みりんに漬け込んでいたわらさにさらに柚子を漬け込み、こんがりと焼いた。
こんがり焼けてからまたたれをかけ、柚子の果汁を絞った。

絞った人は母で、漂う柚子の香りを楽しんでいた。
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皮ごと絞った柚子はとてもいい香りで、魚の味をさらによくしている。
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ぽつり、ぽつりと作った正月料理、明日も何か作ろうと思っている。
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勘違いしたの?
もしやと思って家の東側に行って見ると。出ていた出ていた。
でも春のように日が差さないから、蕗のとうは開いていなかった。
薄氷の張った枯れ葉の間からあおあおとしたばっけが顔を出していた。
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雪がちらついて寒い日だったが積もるほど降らなかった。
午後、買い物に行く途中、川には水鳥がいた。
つがいの鴨が見えた。
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懐かしい砂利道も見つけた。
幼い頃のままごとではこの泥水もコーヒー牛乳になった。
どこもかしこも舗装されてしまって、こんな水溜りを見つけるのも簡単でなくなった。
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明日は雪になるらしい。
でも本当かな?
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お弁当
 お正月だからお稲荷さんも華やかに!
 きんぴらごぼうを細かく刻んで酢飯に混ぜ、錦糸卵を飾った。
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# by hanamomo08 | 2016-01-06 20:39 | 美味しいもの | Comments(8)

みかんの花切り

結婚して初めてのお正月は夫の実家ですごした。
夫の祖母(当時90歳)も健在で、仕事をしていた義母に代わって家事を切り盛りしていた。
祖母は東京暮らしが長く、若い頃は行儀見習いに行った先のえらい方のお屋敷で、いけばなやお茶、お料理などみっちり仕込まれたと話していた。

お正月のおせち料理も祖母の手作りで、私達夫婦が到着するころにはほぼ出来上がっていた。
高齢だから随分前から少しずつ準備していたのだろう、力作が並んでいた。
着いてのんびりお茶など飲んでいたら、台所に呼ばれ、『これから貴方にやってもらいたい事があるの。』と言った。

『貴方のお母さん、どのくらいお料理を教えてくれたかわからないけど、これからやってもらうことはお料理の試験だから。この蜜柑を綺麗な花切りにして頂戴!お節の彩りに使うのだからきれいにね。』と言い渡された。
めがねの奥の目は小さくしぼんではいるが、きらりと鋭く光ったように見えた。
<初めてのお正月にこんなことをさせて何の意味があるのだろう。これから同居するわけでもないのに・・・・。試してどうするというの?>心の中ではブツブツブツ・・・・・。

実は蜜柑の花切りなんてした事がなかった。
でも私の祖母が運動会や学芸会のお昼に重箱に詰めてきたことはあった。
ずっと昔の記憶を手繰り寄せて、小さな果物ナイフを動かした。
連続で山、谷、山、谷・・・・要はぎざぎざにナイフを差し込んでいけばいいと思いやってみた。
何とか最後も山、山にならず、山、谷とちょうどよくできた。
思い切りナイフをさしたのできれいに二つに割れた。

おばあちゃんはちょっと悔しそうな表情を浮かべ、でも気を取り直して『貴方上手ね~合格よ』
『〇子なんか、嫁に来た時何も出来なかったんだから(〇子とは義母の名前)、それに比べ貴方は優秀だ。』と言ったのだ。
<嫁である義母のことは何をしても気に食わないのだな~>
孫の嫁である私への試験は『みかんの花切り』一回きりだった。(孫の嫁には甘いんだな~)

今の時代なら時代遅れもはなはだしいことだが、当時の祖母はそれがその家の主婦である自分のやるべきこと(私への試験)だと思っていたのだろう。
一度だけの試験は終わった。

そんな事を思いながら暮れにいただいた美味しいみかんで花切りを作ってみた。
30余年前のおばあちゃんとのやり取りを懐かしく思い出しながら切った花切りのみかん。
美味しく漬かった秋田のハタハタ寿司の横に飾った。
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晩ご飯
アボカドとチーズでワインを一杯
わらさは味噌漬け
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クリームチーズに八朔マーマレードといくら
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お弁当
 海苔おにぎり(筋子と味噌漬け)
 きんぴら・ポテトサラダ・子和え・卵焼き・ブロッコリー
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# by hanamomo08 | 2016-01-05 20:29 | 思い出 | Comments(14)

Mason jar

12月の初めいただいたアメリカ製の素敵な瓶『Mason jar』
1858年、アメリカ フィラディルフィアのブリキ職人 ジョン・ランディス・メイソン氏が発明したもの。
蓋が2つのパーツに分けれており、より機密性が高い構造になっている。
広口で容量もジャムなどにちょうどいい可愛い形の瓶は、テーブルに出しておくだけでもおしゃれで綺麗なものだった。
暫くゼリービーンズを入れて楽しんでいたが、程なく届けてくださった柚子を使ってマーマレードを作り、詰めてみた。
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柚子は当地ではどうがんばっても作れないもの。
無農薬の柚子は捨てるところがない。
柚子専用の歯ブラシできれいに洗うとみんなこんな美人になる。
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柚子搾り器で果汁を絞って 柚子酢を取る。
いつもならこれに一割ほどの酢を混ぜて保管していたが、今年は果汁に10パーセントの塩を混ぜて保存することにした。柚子の風味がよりよく残るようで、試みにやってみた。
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絞り終わった皮を刻み、ゆでこぼす。
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果肉を絞り終えた中身は種と一緒に煮出し、刻んだ皮に砂糖を入れて、マーマレードを作った。
透明感のある香りのいい柚子マーマレードができた。
花がなくなって寂しい季節にカウンターに並んだこのジャムの色を見ているととても元気になる。
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美しい季節の柚子とかわいらしい保存瓶の出会いがうれしい。
ありがとうございました。
食べ終わったら、おいしい木の実を入れる予定だ。
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2016年、お弁当初め
今年は3ヶ日が土日に重なり、いつもの年よりも早く仕事が始まった。
我が家も今日から仕事へ。
仕事始めのお弁当にはお正月の残り物も入る。
ご飯には昨年6月に漬けた八助梅の梅干を散らした。
わらさの竜田揚げ、ザーサイキャベツ巻き、きんぴらごぼう、かまぼこ、みかん
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蜜柑と言えば先日お菓子屋さんにいただいたじょうよ饅頭の蜜柑が本物そっくりで驚いた。
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# by hanamomo08 | 2016-01-04 20:22 | 美味しいもの | Comments(18)

お雑煮

いただいた啓翁桜の一枝が暖かい部屋の中で満開になった。
バックになっているのは、竹をデザインした手ぬぐい。
日本のデザインは美しいな~と思う。

日本の伝統色である、『若竹色』と『青竹色』が使われている。
白地に緑の濃淡なので、『雪に若竹』のような感じだが、今日も雪は降らなかった。
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昨日はお雑煮を食べた。
秋田のお雑煮は鶏肉、牛蒡、昆布、削り節などのだしで、大根やにんじんも細かく切って入れ、味は醤油仕立てにして、切り餅をこんがり焼いて入れる。
今年は思いがけなくいただいた天然なめこがあったので、いくらと一緒のせた。
野菜と鰹節や昆布でこんなに美味しいだしが出るとは、驚きだ。
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よそった器は秋田の『生駒塗』のもの。
数年前に他界してしまった友人の結婚式の引き出物で、裏に2人の名前が書いてある。
彼女とはもう会えなくなってしまったのに、記念の塗り物は残っている。
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お正月気分もそこそこに、明日から夫は仕事が始まる。
箱根駅伝のあのお天気にはかなわないが、雪も降らず、暖かいお正月だった。
私はといえば、年末に腰を痛めたり、新年早々魚をいただいたり、母の事があったりと超多忙なお正月だった。
その合間にデパートやスーパーの初売りにも顔を出し、お菓子の福袋や、商品券を買い求めた。
これは小正月の茶菓として楽しもう。
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遅ればせながら、お正月料理も作っている。
今日は紫花豆がふっくらと煮えた。
試食をしてみたが、一晩味を含ませた明日のほうがずっと美味しくなっているはずだ。

今夜は買い置きしていた鱈があったので、青海苔を混ぜたパン粉をつけて焼いた。
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つけあわせは『豆苗』年末に緑の添え物の値が高騰していたので、いろんなものに彩を添えた。
たった58円で買ったのに、しぶとい私はキッチンカウンターで二期作を試みている。
三日でこんなに成長した。
あまり食べやすい野菜ではないが、お味噌汁の青みくらいにはなりそうだ。
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病院が正月休みの間、母も体調崩すことなく無事で一安心した。
明日からまたお弁当作りも始まる。
2016年、いい年にしたいな♪

たくさんコメントをただいておきながら、なかなかお返事できないままで失礼しております。
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# by hanamomo08 | 2016-01-03 22:26 | 美味しいもの | Comments(7)


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