山百合咲く

関東は猛暑を通り越して酷暑だそうだが、こちらは雨が上がり、涼しい風が入った一日だった。
庭に出た夫が山百合が咲いていると教えてくれた。
雨でこもりきった暮らしをしていたから気づかなかった。
去年も今頃咲いていたことを思い出した。
椿の木の下に増えた山百合は去年は二輪くらいしか咲かなかったのに今年は随分りっぱになった。
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雨の間に誰にも見られずに咲き始めていたらしい。
花数が多いので茎を支柱に結わえてはいるが、ぐっとしなっている。
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山百合はこの土地に自然に生えたもので、いまは5箇所くらいに咲いている。
切って生けてもその風貌が強すぎて、香も強すぎる。
このごろは私が咲いているところを見に行ったほうがいいと思っている。
強い印象の花が周りの木々の緑の中で中和され、とても涼しげに見えるのだ。
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エゴノキの下に咲いている花は今年もまだ一輪のまま。
花もまだ小さくて、風に揺れてかわいらしい。
ここ数年この花が咲く頃はお隣の片隅で可愛い仔猫が育っていたのだが、今年はそれがなかった。
でも場所をかえ、どこかで育てているのかもしれないと思っている。
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MEMO
ベランダに朝顔の苗を植えたプランターを置く。
年々種まきが遅くなり、結局植えるのも遅くなってしまう。
もう今年はやめようかとも思ったのだが、じりじりと照りつける夏に、グリーンがないのは寂しいとも思いなおして、あわてて種をまいた次第。
何よりも−3度の遮熱効果はありがたい。

夏休みになる前の日、小学生が家に持ち帰る朝顔は夏休み中のあさがおの観察も兼ねている。
だったら我が家の朝顔もそう遅くもないなと思ったり、7月中には花は無理かもと思ったり、いずれなるようにしかならない。
あ!植え替えは本葉が出てからするのだったな~。
小さな双葉を見守る日々が続く。
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明日からまた新しい一週間が始まる。
先日前から食べてみたかった秋田の美味しいソーセージを頂いた。
ポーランド人のタベルスキ・マイケルさんが作っているポルミート。
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魚焼きでこんがりと焼いて食べてみた。
すごく美味しい!チーズが入っているもの、ホワイトソーセージ、スモークソーセージ・・・・
私は普通のが好み、それで久々のビール登場となった。
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あさりのごはん
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# by hanamomo08 | 2017-07-17 19:02 | 草花 | Comments(6)

遠雷

夕べは窓を閉め切ってエアコンを快適エコにして眠った。
朝起きると激しく雨が降っていた。
ニュースを見ながら<こんな雨が数日続いたら川はすぐにでも氾濫するだろうな~>と思った。
昔と雨の降り方が随分変わった。
恐ろしいほど降っては止み、また激しく降る。

テレビでは『遠雷』という兼題の俳句が披露されていた。
遠雷や 花屋は みづうみの匂ひ  板柿せっか

雨の匂い、湿った匂い、花屋さんには水がいっぱいだ。
私たち人間にとっては湿度は不快極まりないものだが、植物にとってはとても大切なもの。
庭の紫陽花たちもとても生き生きして見えた。
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アナベルも大きな花が咲いた。
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ゴロゴロ、ゴロゴロと遠くで雷が鳴っている。
家でじっとしていたかったが、ヨーグルトがきれていた。

田んぼの稲もだいぶ大きくなっていた。
これから稲の花が咲き、お米になる。
青一色の田んぼ、これから稲の花が咲き、お米が穂先に実る。
無事に収穫の時期を迎えられますように、遠くの方でまたゴロゴロと言い出した。
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桃のケーキ
先週から楽しみにしていたケーキがあった。
桃を使ったケーキが三日間お店に並ぶ。
雨が降ったら出かけられないから美味しいものを食べる。
選んだケーキは白桃のモンブラン お昼のご飯をちょっとだけ少なめにしていただいた。
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久し振りのケーキは嬉しい。
甘すぎず、口に運ぶたびに桃の香りがする。
熱い紅茶を飲みながら 至福のときはあっという間だった。
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えごの実
ベランダから手を伸ばしてえごを一枝折る。
しずくの形をした青い実がたくさんついている。
ついこの前あの白くきれいな花を見た感じがしたのに、えごはもう実をつけている。
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おとといの早朝東の空とえごの実
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エゴの実のシルエット
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# by hanamomo08 | 2017-07-16 23:08 | 自然 | Comments(8)

アイヌの冶造さん

心の時代という番組でアイヌの『浦川冶造さん』を知った。
番組についていたタイトルは『アイヌ ネノ アン アイヌ』
人間らしい人間という意味だそうだ。

冶造さんをテレビで見たとき、誰かに似ている!と思った。
俳優の宇梶剛士さんと似ている、それもそのはず宇梶さんは冶造さんの甥っ子だった。
それからもう一人似ている人(?)を思い出した。
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中学校の修学旅行は北海道だった。
場所はどこだったのか忘れてしまったがアイヌ村へ行き、アイヌの人たちの踊りを見せてもらった。
ムックリと呼ばれる民族楽器の演奏も聴かせてもらった。
民族衣装に身を包んだ掘りの深い顔立ちの人たちのことはとても印象に残っていたが、それからまた時が経ちしばらく忘れていた。

その後、1980年、友人と再び北海道へ行った。
修学旅行では行かなかった阿寒湖や摩周湖へも足をのばした。
阿寒湖の畔の土産物屋で木彫りの人形を買った。
友人は可愛いアイヌの人形を買ったが、私はなぜか木製のこの人形に惹かれた。
買ったときはもっと色白だったのに、長い年月が経ってすっかり日焼けしてしまった。
裏にシールが張ってあり藤戸竹喜 作 ユーカラエカシと書いてあった。
のんびりと釣りを楽しんでいるような老人の人形。
久し振りに人形ケースから取り出して眺めてみると『冶造さん』によく似ているではないか。
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冶造さんは縄文人はアイヌの先祖だと思っていると言った。
すべてのものにしっかりと感謝しながら生きている民族。
紆余曲折の人生を歩いてきた冶造さんの表情はいつも明るくおおらかだ。
持ち前の明るさで人生を切り開いてきた。
アイヌの長老にそんな事を言うのは失礼だが、少年のような可愛さがある。
いつもその場所にどっしりと立っている大木のような人だと思った。
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冶造さんには二人の娘がいるが、長女の真喜子さんへのインタビューが印象に残った。
誰でもそうだろうが、彼女がアイヌとしての自分を受け入れられないでいた時、冶造さんは
『おまえの心が負けているんだ、ばかやろう』と言ったそうだ。
真喜子さんは、『どんな時も浦川冶造として生きている父のことがとてもうらやましかった』と語っていた。
後に体調を崩して冶造さんの元へ帰ってきた真喜子さんは父の強い愛情を感じたと言う。
そこから立ち上がり、彼女はアイヌ刺繍文化を広めている。

浦川冶造さんの明るさ、優しさ、強さを感じ、とても勇気付けられるドキュメンタリーだった。
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まだ誰かに似ているぞ♪
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みずたたき
近所の人が実家から採ってきたというみずを持ってきてくれた。
一番粘る根っこの赤いところの皮を丁寧にむいて、熱湯をかけてたたく。
味噌と鰹節で味付けしご飯にかけて食べた。
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More この人
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# by hanamomo08 | 2017-07-15 20:34 | | Comments(6)

甘味処

ゆうべは食品庫に一本だけ残っていた寒天を水につけ、煮溶かしてステンレスの箱に流してから寝た。
今日も30度以上の真夏日だが、外へ出ないで母といろいろ話して過ごした。
夏になるとお豆腐やさんができたての豆腐を届けてくれて、冷奴をよく食べたそうだ。
夏に食べた涼果といえば、売りに来るアイスクリーム。
我が家の子ども達をプールに連れて行っていた頃もアイスクリーム売りのおじさんがいた。
あのおじさんも見かけなくなって久しい。
今あたりまえのように冷凍庫に買いおきのアイスが入っているが、母が小さい頃は冷蔵庫なんてなかった。
その代わり飛び切り冷たい井戸の水で冷やした西瓜がご馳走だったといった。

その冷たい水でご飯を洗って、さらさらにした『さしまま』(たぶんさわしごはんのこと)に味噌漬などをのせて食べたそうだ。
その話が出たので、今日のような暑い日は火を使わずに簡単に食べようとそろえた昼ご飯。
しっかりと漬かった糠漬けを切り、さば缶を開け、大根おろしをそえた簡単ご飯。
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甘味処 開店
冷たくなった寒天を賽の目に切り、石垣のパイナップル、バナナ、キーウィーを切って器に盛りつけた。
自家製の漉し餡と切らしてしまったバニラアイスの代わりに小さな最中アイスの中身をのせる。
作っておいた黒蜜を添えて私の特製クリームあんみつ出来上がり。
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子供達が小さい頃、夏になると母がお土産に持ってきてくれたあんみつの缶詰。
緑の缶で、缶の8割ほどはくだもの入りの蜜豆が入っており、それを全部出してから反対側の缶を切ると(今のようなパッカンと開く缶ではなかった)缶の2割ほどに粒餡が入っていた。
軸も全部赤く染まったさくらんぼは子ども達に分け、黄桃、洋ナシ、白桃などのくだものを喧嘩しないように分けた。
缶詰に入っている赤豌豆はあまり美味しくなく、硬かったので子ども達にはやらなかった。
母とそんな話をしながら生のフルーツがたっぷり入ったあんみつを食べた。
春に少しだけ冷凍していた苺も入っているがやっぱりてっぺんを飾るくだものは『さくらんぼ』がいい。
もう今シーズンは終わりそうなさくらんぼのあるうちにと思って作った。
果物がそろわない日は、おいしく煮た豆と寒天で『豆寒』を作ろう。

蜜豆の寒天の稜の涼しさよ 山口青邨


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吉村順三の自邸
 
私が大好きな建築家 吉村順三の本が届いた。
何度も増築を重ね大きくした自宅の様子、そしてどうして家作りをすることを仕事に選んだかが書かれてある。
これからゆっくりとページをめくろうと思う。
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お弁当
 焼きたらこおにぎり
 にんじんとちくわのピリ辛きんぴら・かぼちゃ・ゆで豚の梅紫蘇和え・ブロッコリー
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More素敵なブログです
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# by hanamomo08 | 2017-07-14 16:17 | 美味しいもの | Comments(10)

赤まま・赤ずし

暑くなってくるころに作られる秋田の伝統料理 赤まま。
もち米と塩漬けした赤紫蘇の葉、胡瓜の塩漬けなどを一緒につけるもの。
味付けは砂糖と塩。

赤紫蘇の色でもち米が染まるので『けいとまま』(鶏頭の花の色に似ているから)とも言う。
お盆の頃にも作るので『盆寿司』とも言うことがあるそうだ。

先日道の駅で買い求め食べた。
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紫蘇の香りがもち米に移り、風味がよく美味しかった。
海辺の友人のお母様は『こはぜの実』で色をつけて寿司にすると言っていた。
昔から女性達はこのような自然もので食卓を華やかにしてきたのだと感心してしまう。

赤寿司は一週間ほど寝かせて発酵させ、ほどよい酸味が出て頃に食べる郷土食。
発酵食品で暑い夏を乗り切るという目的もあったのだろう。
でもこんなに猛暑が続いていると発酵が進みすぎるかもしれない。

糠漬けも続けて作っている。
糠の風味が移った野菜はそれだけでご飯のいいおかずになる。
たまに昆布を足したりしているが、冷凍保存していた柚子の皮を赤唐辛子と一緒に入れてみた。
少し前には季節の恵みの実山椒を入れた。
糠床を育てながら美味しい野菜を漬け込んでいる。
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短時間で食べる浅漬けもいいが、野菜の表面の色は変わっても、じっくりと漬かった糠漬けの味はご飯によく合うと、このごろしみじみと思っている。
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晩ご飯
 豚肉の手巻き(青紫蘇、ブロッコリースプラウト、胡瓜)
 梅酒の炭酸割り
 
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ドレッシングが入っている片口のような器は 四角い皿と同じ焼き物『楢岡焼き』
本来は湯冷ましで母方の祖母から貰ったもの。
unburro さんが 『いろんな使い方ができますね』と言ってくださったのでドレッシングを入れてみたら注ぎ口が細いのでとてもかけやすかった。ありがとう♪

お弁当
海苔おにぎり
コロッケ、かぼちゃ、絹さやとベーコンの炒め物、ミニトマト
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# by hanamomo08 | 2017-07-13 22:09 | 美味しいもの | Comments(16)


暮らしに花を


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